189話 ページ39
zm「っ、はなせ」
sha「A、大丈夫か、」
目が覚めた瞬間、黒いモヤ…【悪質な魔力】を放ってるゾムと倒れそうなAがいた。
投げナイフでゾムの視線を向かわせ一瞬黒いモヤが消す
それで、なんとかAを助け出したのはええが…
zm「お前のやない、はなせ」
sha「どうした、ゾムさん。Aにそんな魔法かけたら死ぬやろ」
「ごほｯ、ごほっ…」
zm「やってぇ…Aが俺の事見てくれへん」
sha「当たり前やん」
「…？」
sha「A。魔力が強い人間はな、ストレス溜まるとこうやって悪質な魔力出て、頭おかしくなるねん」
syp「一旦冷静にさせたら、落ち着くんやけど…」
ゾムは、メソメソしてるのに消えへん。なんでや
「…ストレス、」
ストレス、かけさせてしまったのか。私、ごめんなさい
sha「ゾム。Aは、A。お前のちゃう」
「…」
私を抱きしめるシャオロンの手は震えていた。彼のこの姿に怖がっているのか悔しがっているのか、目の前の鈍感な女に腹が立っているのか
「…ゾムさん」
zm「…なんや。どーせ、俺の事すてるくせ」
zm「に、……」
sha「！…」
Aが、ゾムに近づいたかと思えば思いっきり抱きしめた。そしてワシャワシャと背中を撫でる。
いつのまにかゾムの周りの魔力も消えた。こいつ、扱えるのAだけなんじゃ
zm「……これからもこれしてや」
「…わかりました」
zm「…」
落ち着いたゾムさんは、疲れに達したのかそのまま眠られた。シャオロンさんが抱き上げベットに寝かせる。
…あまり人に好かれないようにしないと、彼みたいにさせてしまう
と思っていたのに、運び終えた彼は悔しそうな見つめていた。
sha「…A、俺も」
「…わかりました」
抱きしめると、また強い力で握り返される。内蔵が圧迫される感覚にめまいを起こしながらも彼が満足するまで撫でた。
なんで、こんなのに好きって言って欲しいのかわからない
結局、私はおまけでしょ
好きとか、【愛】を餌にされなくてもちゃんと動くのに
なんで、？
まぁ、本心で好きになるはずがないから
きっと目的があるはず…
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ﾅｯﾂ(プロフ) - 忙しい年末年始にこんなにも素晴らしい物語を描いてくださらありがとうございます。これからも完結までゆっくり待ってますので頑張ってください！応援してます (12月20日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac31f139c (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ティノさん» ありがとうございます😭 (12月20日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ティノ(プロフ) - 引き続き、というより引き継ぎ､の方がニュアンス的に合うような…？違っていたら申し訳ない🙇♀️ (12月20日 15時) (レス) @page45 id: e0db77bac3 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 作者も続きが読みたいです。(切実) (12月19日 7時) (レス) @page40 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
はるぴ(プロフ) - 文章や内容がとっても読みやすいので毎日楽しみに更新を待ってます！主様も、自分のペースでゆるりと更新してくれたら嬉しいです！ ！ (12月7日 23時) (レス) id: babdf0ee1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年11月4日 10時
