173話 ページ23
「よかった、ぁ…」
gr「…」
心の底から、安心した。と息を吐いてAは笑った。理解出来ないトン氏は、ハテナ。それでもお前が笑ってるなら…とやっと笑みを見せて
os「よかっためぅね」
ni「な」
「はい」
tn「なにが、……？」
gr「とりあえず、Aと俺らはアフタヌーンティーを嗜むんや。くるか？」
tn「いや、もう少しあいつらに聞いたからにする」
gr「了解だ」
《お庭》
「おいしい、です」
目の前のホクホクのスコーンは、満足なカロリーを取っていなかった体には魔法の薬のごとく幸福感を味あわせる。シンプルな生地に手作りジャムをのせて、少しチーズも挟むとまた味変になっておいしい
久しぶり食べた
os「…」
ほんま、美味しそうに食うよな。Aって
そこがいいねん
gr「甘み控えたのか？os「それは、お前が糖尿病予備軍やからや」
gr「…」
os「沢山食べてええよ」
「ありがとうございます、」
zm「ばっ！」
「！」
肩を掴まれたと思えば、後ろには…満面の笑みのゾムさんがいらっしゃった。…彼にそれる悪戯は久しぶりで何故かとても嬉しい。
隣に座り、目の前のスコーンを頬張るゾムさん。ついついスコーンの事も忘れ見つめていると、…赤面しだしてきて
zm「な、なんや。…そんな見られたら恥ずかしいやん」
「…いえ、」
zm「頭でも撫でてくれるん？」
「…」
zm「え、！」
冗談で言ったつもりなのに、Aは立ち上がってスコーンに髪が落ちないように…と、後頭部に手をそわせた。瞬間、流れてくる撫でられる感触。不意に目があうと…笑っていた。
zm「？！」
os「ふふ、よかったやん」
zm「…おんっ」
撫でられた箇所は魔法にかけられたようにあつく柔らかい。五分ほど幸福な時間を堪能したあと目の前のスコーンにまたありつく。さっきのほうが美味しかったけど…何故か今は焼きたてのようにあついわ、ほんま…
zm「なぁ、お前らは昨日まで何してたんか覚えとる？」
os「あー、それね。俺らもあんま覚えてへんわぁ」
zm「ふ〜ん…。Aは？」
os「Aも、巻き添え食らってあやふややろ？」
「あ、ｯ…はい。」
zm「…フォトンやろうな。【こんな強い魔力】は」
zm「次絶対ぶっころしたる」
os「その意気だめゥ」
Aの心を読めば、感謝の言葉が羅列してあった。ウインクで返すとピシャリと固まったが…なんでやろうなぁ
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ﾅｯﾂ(プロフ) - 忙しい年末年始にこんなにも素晴らしい物語を描いてくださらありがとうございます。これからも完結までゆっくり待ってますので頑張ってください！応援してます (12月20日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac31f139c (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ティノさん» ありがとうございます😭 (12月20日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ティノ(プロフ) - 引き続き、というより引き継ぎ､の方がニュアンス的に合うような…？違っていたら申し訳ない🙇♀️ (12月20日 15時) (レス) @page45 id: e0db77bac3 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 作者も続きが読みたいです。(切実) (12月19日 7時) (レス) @page40 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
はるぴ(プロフ) - 文章や内容がとっても読みやすいので毎日楽しみに更新を待ってます！主様も、自分のペースでゆるりと更新してくれたら嬉しいです！ ！ (12月7日 23時) (レス) id: babdf0ee1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年11月4日 10時
