162話 ページ12
「…これで満足ですか」
kn「俺は」
「…お手」
kn「ちゃうな」「はい?」
tn「すんげー我儘な犬やな…」
「…」
1つため息を吐いて彼らを見つめる。私のせいだが仕事に支障が出ると余計に回らなくなるだろう。仕方ない、と自分に言い聞かせて彼らに命令を出す。
「図書館で、魔力に関する本を借りてきてください」
kn「…それ、パシ「命令、聞けません?」
kn「…わかった」
sha「俺も行く、」
「…」
申し訳ないが、仕方ない。ごめんなさい
tn「…Aってオンオフかなりハッキリしとるよな」
「仕事なので」
tn「…」
仕事を邪魔されたAはとてもイライラしとる。本人は隠してるつもりなのが、もっと面白い。そんな人間味があるんやなー、って見つめていると怒りの矛先が俺にも向いてきた。あちゃ
「なんですか」
tn「人間味があってええな」
「人間ですので」
tn「そりゃ、そうやけど」
tn「Aはいつも人形みたいやし、そういう…ギャップ?がおもろい」
「…人形」
特に、お人形さんのように可愛くは無いけど
言うのもめんどくさいので、無視して仕事を再開する。彼らが戻ってくる前に終わらせないと
【図書館】
kn「おー、これ全部借りてくで」
sha「ん、じゃーな」
em「気をつけて」
em「はぁ…」
いきなり窓から入ってくるものだから泥棒でも来たのかと本気で焦ったわ。…聖女様が来てるのに
ちる「これが、…魅惑の魔法」
ちる「…これが、手錠の魔法…」
em「何してるんでしょうね」
邪魔するな、と言われたので遠くから見守るが…声に出す魔法は決して健全ではない。必要なのだろうかと思うが彼女に口は挟めない。
なんか、嫌な予感がするわ
em「…魔力は国一やしなぁ」
ちる「…Aちゃんには、ないことをすればいいじゃない」
ちる「真似しても無駄なら」
《飼育小屋》
ht「あぁ、これね。明後日ぐらいに出すよ」
「わかりました」
「…今、何をされてるんですか?」
ひとらんさんは、白い大きな袋をかかえていた。重そうだったので尋ねると【魔力がはいった肥料】らしい
ht「少し見てく?予算の資料がてら」
「お、じゃまします」
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ナッツ(プロフ) - 忙しい年末年始にこんなにも素晴らしい物語を描いてくださらありがとうございます。これからも完結までゆっくり待ってますので頑張ってください!応援してます (12月20日 18時) (レス) @page50 id: 1ac31f139c (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ティノさん» ありがとうございます😭 (12月20日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ティノ(プロフ) - 引き続き、というより引き継ぎ、の方がニュアンス的に合うような…?違っていたら申し訳ない🙇♀️ (12月20日 15時) (レス) @page45 id: e0db77bac3 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 作者も続きが読みたいです。(切実) (12月19日 7時) (レス) @page40 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
はるぴ(プロフ) - 文章や内容がとっても読みやすいので毎日楽しみに更新を待ってます!主様も、自分のペースでゆるりと更新してくれたら嬉しいです! ! (12月7日 23時) (レス) id: babdf0ee1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年11月4日 10時