151話 ページ1
tn「A、？！」
目の前の光景が信じられなかった。後ろから眩い光が走ったかと思えば魔力酔いを起こしているAがいた。
元凶であろう白い光の塊は、Aを地面に起きた瞬間霧のごとく消えていった。フォトンの分身か。何故
tn「A！」
zm「？！」
sn「ちょ、なんで、！」
こんなに魔力が密集しているところにきたらお前は、確実に魔力酔いを起こして死んでしまうやろ！あかん、俺だけでも離脱して安全な場所に
「…え、っと、…」
頭が痛い。…どうなったんだっけ。
「！、」
目の前の光景に、自分の呼吸ですら忘れていた。あんだけ私には言っている彼らが血だらけになって尚フォトンと戦っていた。まだ2人は戻ってない、黒い霧のままだ。何故、どうして
ちる「Aちゃん？！」
rbr「お前は馬車から出てくんな！」
「…どうしてああなってるんですか」
tn「いいから！早くお前は安全なところに、！」
「どうして、…なんですか」
tn「っ、ーあーあーもう！」
「…」
トントンさんの怒りを孕んだ説明によると、微弱な魔力ですら跳ね返すせいで特効薬を打てない状況らしい。…おそらくだがここにいる人はみんな聖女や幹部だ。微弱と言えど常人では比にならないほどの魔力があるはず。
「…」
なら、私が出るべきじゃないの？【魔力を一切持たない私】が彼らに特効薬を打てばいいのでは無いだろうか。いや。それしかなくない？
こんな【状況に】なったんだったら
ht「！…A、！」
なんであいつがいるんだ！いとけって言ったでしょ！破ったんだな、！
tn「とりあえず、お前ははやく人工林のほうに「私が、打ちます。」
tn「は？」
「…私が打ちます」
tn「…」
めのまえの、Aは怯えていなかった。魔力酔いだって酷いはずなのにその目はいつものその目は、社畜の時の
透き通った濁色だった。
狂気の沙汰だったのだ。
社畜のAは立ち上がって、俺を睨む。右手を寄越して薬を渡してくれ、と頼む。
tn「無理だ。グルさんに言われてるんだろ」
tn「一切かかわんな」
tn「【あの人の約束】なら守ってくれるんやろ？」
「今は、有事です」
「鬱さんの魔力量でもダメなら、0の私が行くべきです」
その方が、成功率が高いですから
───
第4章に入りました。ここまで続けられたのは皆様のおかけでございます。誠にありがとうございました。引き継ぎ《たとえ聖女じゃなくても》をお楽しみください。
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ﾅｯﾂ(プロフ) - 忙しい年末年始にこんなにも素晴らしい物語を描いてくださらありがとうございます。これからも完結までゆっくり待ってますので頑張ってください！応援してます (12月20日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac31f139c (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ティノさん» ありがとうございます😭 (12月20日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ティノ(プロフ) - 引き続き、というより引き継ぎ､の方がニュアンス的に合うような…？違っていたら申し訳ない🙇♀️ (12月20日 15時) (レス) @page45 id: e0db77bac3 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 作者も続きが読みたいです。(切実) (12月19日 7時) (レス) @page40 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
はるぴ(プロフ) - 文章や内容がとっても読みやすいので毎日楽しみに更新を待ってます！主様も、自分のペースでゆるりと更新してくれたら嬉しいです！ ！ (12月7日 23時) (レス) id: babdf0ee1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年11月4日 10時
