110話 ページ10
ci「……」
持っていたキャンドルをあげる勇気が出なかった。…変形しそうなほど力を込めては袋に片付ける。あんなことをした手前、こんな安いものを渡せるわけが無い。
os「…」
「…」
sha「でも、疲れたわ」
話を切り出したのはシャオロンさん。相槌をうっていると…
sha「魔力をずっと使うってまぁまぁしんどいもんな」
ちる「そ、そうなの？！」
sha「おん、せやで」
sha「魔力は、感情で、熱。やから魔力を出し続けている状態って微熱と一緒やねん。やからまぁ続くとしんどい」
「……」
os「俺は平気めう」
sha「まじ凄いわ、俺できひん」
ちる「わ、私、知らなくて…迷惑かけてた。？」
sha「あー、大丈夫」
「…」
オスマンさん、ずっと心よんでるんだよね。…ずっと微熱状態が辛いのは知っている。よく自分もなっていたから。なら、今彼はかなりしんどいんじゃないかな。なら、早急に彼が安心できるところに帰って休むべきだ。
os「…」
ちる「ほんと、ごめんねー、？」
あぁ、何やってるの私！これじやぁ、迷惑かけっぱなしじゃない！ちゃんとしないと！そうしないとまたAに取られちゃう！ちゃんと、ちゃんと優しくしないと。魔力使わせないようにしないと。これじゃ嫌われちゃうよ、…！
os「…」
Aとちるの対応の違いはこの考え方なんだろうな。2人ともこれからの行動はあながち似てる。でも目的やその時の表情は全然違うやろうな。人間は以外に敏感や。それくらいの違いはバカでも分かる。
だから、お前は避けられるんやで。
ちる「ごめんねぇ、…」
sha「ほんま、大丈夫だから」
「…」
オスマンさん。聞こえます？
os「お、」
Aが心の中で喋りかけた。彼らにバレないようにこっそり首で頷く。まるで内緒話みたいやな
オスマンさんは、いつも心を呼んでいます。
微熱状態が続いています。
今日の所は引き上げて、お休みになりませんか？
私は新しいお洋服を買っていただいて満足してます。もう十分です。
os「…いや、足りん」
ht「ちょっと心の中で会話しないで」
「…」
それとも、【私はそんなに薄情な人間】だと言いたいんですか？
os「……はは、どこで身につけたん。その技」
os「んでもたしかに疲れためぅね。…そろそろ帰ろっか」
sha「せやな」
ci「わかりました」
ht「…」
まだ、Aに何も買ってあげてないのに、なぁ
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (
レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます！なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます！そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…！気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)！！！ (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月22日 9時
