107話 ページ7
【雑貨屋】
sha「なぁ、これおもろくない??」
ci「ちょ、なんすか。それw」
ci「大先生の顔やん!w」
sha「やろ?!!土産に買ったろ!w」
大先生そっくりの猫の顔のカップをカゴに入れる。あーあー、反応が楽しみやな。
sha「…これ可愛いやん」
手にしたのは、シンプルな犬のマークがついた大きめのパーカー。雑貨屋特有のジャンルを問わない商品並びに感謝しながらサイズを確認する。
これ、Aも入るんやろうなぁ。
sha「…なぁ、これどう?」
ci「え?シャオさんがですか?」
sha「いや、A用。」
ci「…いいと思いますよ」
sha「やろ?!これ買ったろ」
ci「…なら、聖女さん用も買わんと」
sha「えー、あいつのは嫌やな。てか俺ら散々貢いでんじゃん、あいつが欲しい欲しい言うから」
ci「それもそうっすね」
なら、いっか。と投げ捨てる。その時見てた…オレンジ色のキャンドルに目がいった。それは丸いシンプルなものだが…2時間ほど火がともり、落ち着く匂いを発するらしい。
ci「…」
何となくそれを入れると、ガコンと堕ちる音がした。買った理由はわかんない。
sha「…」
Aは、楽しんでるんかなぁ
【服屋】
ちる「あー!これ可愛い!」
ちる「ね!いいでしょ!A!」
「はい、いいと思いますよ」
あぁ私の仕事は聖女様のお相手をする事に気づいてからなるべくポジティブな返事を返している。彼女はその度に買おうかな〜なんて楽しそうにお話する。
あぁ、ビックリした。私の服を選ぶぞとか言われたら嫌だったからね
os「……A、ちょっときて」
ht「ちる。俺と探そう」
「へ、でも仕事、」
os「いいから」
無理やり彼女を聖女からはなす。戸惑うAにお前の仕事じゃないと伝えるとさらに驚かれた。
os「…お前、なんでひとつも買わんの。俺らですら二三個買ってるのに」
「えー、…私はとくに…いいので?」
流石に、予算から削られるの勿体ないって言ったら罪悪感を煽ってしまうだろうから……あれまって
心読めるんだっけ
os「勿論やん。最初から考えてることなんてモロバレとる」
「…あはは、そうでしたか。」
彼の前では、私は本音になってしまうんだなー
os「なら、俺らの買い物もとめたらいいやん」
「皆さんはいいんですよ。ちゃんと働いているから」
os「…お前も働いとるやろ」
os「…A用の物、買いに来たんやけど」
「……へ」
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月22日 9時