106話《初めての探検》 ページ6
【翌日】
「……オスマンさん、これは?」
os「Aの存在は知られてる。やから顔出しされるとバレるやん?」
「…わかりました。」
彼に渡されたのは、大きな縁がついた帽子だった。膨らみのところには細かい装飾が施されてありきっとオシャレなオスマンさんの私用だろう。…被ると若干大きく目も隠れてしまう。あ、それが目的なのか。
ht「準備終わったよ」
ちる「楽しみー!!」
「可愛らしいですね」
聖女様は、フリフリで女の子が好きそうなパステルカラーのドレスチックなお洋服を来ていらした。こういうのがきっと愛される女のこなのだろう。
ci「ふわぁ…」
sha「……」
呼ばれた2人は、眠たそうに立っていた。眠たいなら来なくてもいいんじゃないかな?…とは思うが流石に言葉には出せない。
os「それじゃ、行こっか。」
ちる「あれ、いつもの瞬間魔法は?」
os「んー?今日は魔法は使わない縛りで行かん?」
ちる「わ、わかった!」
なんでだろう!でも、オスマンがそういうんならそう従ってあげるね!私優しいから!
os「…」
Aが魔力酔い起こすって忘れたんか。ぼけ
【街】
os「ついたー、…」
城下町といえど2キロほどは距離がある。しばらく歩き続けついた街はいつもより輝いて見えた。疲労って凄いわ。
「……」
ちる「わーー!綺麗!ねぇねぇ!行こっ!」
「え、あ、ちょ」
手を引いた彼女は、私の足の遅さを知らないままどんどんとどこかに向かっていった。後ろから気配があるから2人きりになったことはないが…ちょっと疲れる、?
【ジュエリーショップ】
ちる「ねぇねぇ、これ綺麗じゃない??」
「綺麗ですね。」
ちる「ね!やっぱ、Aちゃんも欲しいよね?!」
「いえ、私は大丈夫です」
これも予算から差し引かれるんでしょ?…なら私の分なんて買えないよ。勿体ない。
ちるさんが、楽しそうにキラついた石を観察している時肩に誰かの手が当たった。振り返れば…いたもよりラフな格好をしたオスマンさん。思わずドキッとした心臓に戸惑いながら声をかける。
os「Aは、欲しいのないん?」
「私は、特にないです。もし買うのであれば、聖女様のを買ってあげてください」
os「…」
そんな、わけできた訳やないんやけど
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月22日 9時