145話 ページ45
ci「…ふーん」
グルッペンさんのあの態度…、絶対Aのことが好きやん!あの総統がねぇ
おもろい事になってきましたわ。…アレでもしショッピくんや…俺がAを奪ったらどんな顔してくれるんやろう。
ci「恋人を選ぶのは、権力じゃなくてAやし」
楽しくなってきたわ
【グルッペンの部屋】
「…」
gr「来たか。ほれ、茶を入れたから飲んでもいいぞ」
「…いただきます、」
ソファに向かい側に腰掛ける彼。いつもよりゆったりとした服装だから本気で寝るのだろう。
…彼と寝るのは初めてではない。仕事がタイムアウトしたとき罰?として寝ていたが
何故、仕事もしてないのに寝るのかな?…そもそも添い寝って恋人とかとするよね?日本だったら恋人以外としたら浮気だよね?
そもそもグルッペンさん、恋人いるのかなぁ
gr「…」
「…美味しいです」
gr「A、倒れたあとの事後は知ってるか?」
「…一応」
茶を飲み干された彼は、一息し威厳と威圧の目を光らせた。…たしかに魔法を使っている時は光るんだっけ
gr「俺らは3日後…正確に言えば2日後、コネシマ達を取り戻しに行く」
gr「その時、お前も来る予定だ」
gr「…私は、意見が聞きたい。」
gr「行けるか?」
「…いけます」
何を言っているのだろうか。行かないといけないのに。行かなかったら待機所を用意しないといけないし不必要なお金がかかる。それに、彼らは私のせいでああなったんだから…最後まで責任を
gr「…そうか」
gr「…なら、命令を課す」
gr「コネシマ、シャオロン奪取の時、お前は一切かかわるな。」
「…もし、何らかの形で破ったら?」
gr「俺が直々に罰する」
「…」
gr「いいな。お前は安全なところで待機しとけ」
「…わかりました、」
たしかに魔力のない人間はお荷物だ。彼の判断はただしい。間違いなのは私の気持ちだけ。
彼らを助けたいだなんて、私が思っても無意味なのに
gr「よし、話は終わった。寝るぞ」
「…今更ですが、恋人とかいらっしゃいますか?」
gr「居たらしない」
「よかった、ですよねー…」
gr「…」
自分が、好きでも無い男と寝ることには疑問をわかないんだな。嫌だが、何かしらの経験があるのだろう…
gr「…A、そっち狭いだろ。こっち」
「いいですよ、大丈夫です。」
gr「…」
「へ、ちょっと」
gr「総統命令」
「権力乱用」
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月22日 9時