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105話 ページ5

ht「ほら、今まで女の子に必死になるなんてなかったじゃん」
os「……うるさい、めぅ」

言われてみればそうだった。今まで男にも女にもこんなに必死になることなんてなかった。社畜なら社畜らしくいれば?なんて言っていた気がする。それこそ、甘い言葉をかける時は枢機卿の時だけで、…本心で言ったことはなかった。

os「…好きとかやない。あいつ、アホだから」
os「すぐ死にそうで気のおける存在なだけ」

ht「へぇー、笑」

os「なんや!お前も惚れとる癖に」
ht「別に。美味しそうに食べてくれるから見てて気持ちがいいだけ」

os「…やから、街連れていきたい」
ht「…変身魔法は、魔法酔いするから服装で誤魔化しながらならいけそう。」

os「やろ?!あ、ゲドちゃんくる?」
ht「行く」

そのまま2人で、街に行く計画を立てる。気づいた頃には冷めきった紅茶に夕日が揺らめいていた。

───

【食堂】

「街、ですか。」
ht「うん。許可は取った。」
ht「色々あってAの存在は国民に知られてるから初日みたいに牢屋どぼんはないよ」

「…それは、仕事、ですか?」
os「仕事」
「…なら行きますが」
os「ん!なら、明日行こうや!」
「あ、明日…急ですね。」

2人が楽しそうに話している時、…唯一誘いたくない人間が現れた。それは、俺らの話を穴の空いた耳で聞いては目を輝かせ

ちる「私も行きたい!!」
os「…」
ht「…」

「聖女様もですか、」

os「…わかっためぅ、なら他のやつも誘おか」
ht「だね」

聖女が頼んできた手前、断る訳にも行かず…他の道連れを探すことに同意する。…ほんまはAとだけで行きたかったんやけど

ちる「…」

今回のことで皆は、私のことを見直してくれたはずだじきっと皆私のことが大好きなはず!だから、…絶対みんなを渡さないからね、Aちゃん。

os「…」

見えとるんやって。その自己顕示欲のギトギトした心は

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作品ジャンル:恋愛
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…(   ᷇ᵕ ᷆  ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年10月22日 9時

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