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135話 ページ35

kn「A!、A!!」

フォトンの中に入った瞬間あいつは居なくなった。幻覚魔法だと思っていたが【物理的にどこかに飛ばされること】もあるらしい。腹立つ

嗅覚を探ってもあいつがいない、なんで。はやく

A、どこおるんや


kn「?!」

途端に鼻がえぐれるような鉄の匂いに足が止まる。こんなに大量の血の匂いを嗅いだとこはない。…しかも魔力はなさそうな匂い。…原因は1人しかおらず、ましてや1番原因であった欲しくない人物だった。

kn「A!!」
sha「え、コネシマ!Aは?!」
kn「知らん!消えた」
sha「何やってんねん!」

合流したシャオロン、恐らく同じ匂いに釣られたのだろう。はやく、向かわなければ
あいつが死んでしまう


kn「あかん」

sha「…」

【あれ、使わなあかんやろうな】




───


kn「A!」
sha「ちょ、聖女もおる…!」

今まで全速力で動いていた視界が1点に定まり止まる。視界がそれを理解した時、全ての細胞が息を止めた

Aは聖女を守るように倒れている。聖女も恐らく起きてはない。辺りには血が付着してあり…Aの顔にも、外れた魔具にも同じのがベットリついていた。

そんな赤い景色を白いフォトンは手を伸ばしていた。手のように鋭く動かけるキリを使って【聖女を取り上げようとしていた】。魔力供給が目的な魔物にとっては当たり前の結果だった。
あかん、あかん

kn「3秒であいつらを呼べ」
kn「その後あれやんで」
sha「ッ、あ、おん、」

急いで、特性の魔法であいつら全員に居場所と状況をイメージでつたえる。

sha「…やるんやな」
kn「…」

心臓に集中する。魔力を食べさせるように詰め込むように念じて体が限界まで熱を発すると、途端に俺らの体は人の形を留めず、フォトンと同じようなモヤ状に変化。

【Aが医務室に来た時、その場のコネシマが必死に隠れた理由】

俺らは、化け物になる直前の強い意志以外理性や感情を失う。そしてそれが達成した後は暫く魔物のように暴れてしまう

朧気になっていく意識の中で、俺らはAの姿を見た。モヤにつままれそうになる2人とも。

あれ、よくみたら…




【数分後】

syp「コネシマさん!シャオさん、!」

遅かった。2人は意図的に【暴走】した状態でモヤと対戦している。すでに意識は無いのだろう。2人を後にしてAさんたちを探す、と

syp「?!」

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作品ジャンル:恋愛
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…(   ᷇ᵕ ᷆  ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年10月22日 9時

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