132話 ページ32
ちる「わかった、」
「新しいシーツをとってきます。…その間にそれを破ってショーツ代わりにしてください」
部屋から出た瞬間、日頃使わない足を無理やり動かして彼らに話しかけらる前に荷台から新しいシーツを取り出す。質量のあるそれは運ぶだけでしんどいが聖女様の頼みならば仕方が無い
「…生理、ねぇ」
【何ヶ月来てないんだろう】
【寝室】
ちる「…」
Aちゃんは、テキパキとシーツをかえて私の体調を気遣ってくれた。…でも【迷惑かけるのはひどいから】腹痛のことは隠した。バレてないよね。大丈夫だよね。
ちる「…Aちゃん。皆には言わないで」
「なぜ」
ちる「は、恥ずかしいんだもの!!」
「…聖女様の体調次第です」
ちる「わたしは、大丈夫だから」
Aちゃんは、そうですか。と打ち切り余ったシーツをまた荷台の方に持っていった。すごいな、
ちる「っ、…」
立ち上がろうとした瞬間くらった腹痛。…確か腹痛をやめる魔法があったはず。きっとそれで…
ちる「…」
───
kn「A、これ」
「ありがとうございます」
先日の兄さんから紹介されたマスクを装着する。何故かコネシマさんも笑っていたが…やはり聞くのはやめておこう。
それよりも聖女様が心配だ。体調大丈夫なのかな。
「…コネシマさん」
kn「?ん?」
鈍色で、あまり宜しくない空模様を見つめながら彼にお願いした。
「この天気の時、体調がすぐれない女性の方は多いです。聖女様もその1人かもしれませんのでいつもより見る回数を増やしてください」
kn「…おん」
「ありがとうございます」
それなら良かったと言いかけた時、彼は遮るように真っ直ぐ吐いて
kn「なら、ダメやん。」
「へ?」
kn「お前も女やろ。休まないと」
「わたしは、大丈夫ですよ」
kn「うそつけ。そんな貧相な体で」
syp「何してるんすか。」
kn「しょっぴくんやん」
「…」
syp「体調、ねぇ…」
syp「……Aさん、これ貸します」
syp「帰ったら渡してください」
「へ、いえ、大丈夫です、」
ショッピさんに聖女様の話をしないように注意をしながら話すと、どうでもいいと言いたげにため息を吐いたかと思えば次の瞬間には私の肩には彼のジャケットが被せられていた。
kn「は?」
syp「あんたTシャツだから、渡すもんもないでしょ」
「…」
身軽になったショッピさん。…いいのに
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月22日 9時