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131話※ここから🩸注意 ページ31

ホウレンソウは大事

【4日目の朝】

「…相変わらず慣れない」

zm「なら、俺らのところで寝ればいいやん」
「…ぞむさん」

朝起きると、ここは後ろの荷台なのに彼が気だるそうに隣で寝ていた。。…至近距離は慣れはしたがそれでも少し心臓は大きく跳ねてしまう。
どうして、毎朝来るのかと尋ねると寝顔が見たいからだと、

変なの。

彼の不思議な趣味に笑っていると、荷台が壊れそうなほど音を立てて開く。敵と感じ取った頭はまた硬直の命令をだしやがって体が人形のように動かせない。しかし、ぞむさんは身構えの一つも立てずただ冷静に

zm「ドアぐらい静かに開けろや、」

と小さく呟いていた

よく見るとそこには…顔が真っ青の聖女様がおられた。あ、敵じゃないならよかった。いや、それよりも聖女様が

ちる「A、ちゃん、ちょっときて」
「は、はい!」

zm「A、」

zm「…なんで聖女ばっかなん。ずる」

ずるいわ、ほんま。なんであの女の方がいいんや


【聖女の寝室】

「あの、どうされましたか?」

いきなり1番前の、聖女様用の移動式寝室につれこまれた。混乱している聖女様の肩を掴んで顔を合わせる。彼女の息が落ち着くのを待ってから、上記の質問を発すると、…蚊のようにか細い声がゆっくりと響いた。

ちる「わ、たし…その、」
ちる「忘れてて、…その…あの、…」
ちる「ど、どうしよう…!」
「!…何がでしょうか」

聖女様は、まるで私しかいないといいたげなほど強い力で抱きしめる。骨が軋む音に眉をひそめながらも…後ろの彼女のベットを見て気がついた。

あぁ、…そういう事だったんですね。

彼女のシーツの赤い点で全てが脳裏に浮かんだ。そりゃ仕方ないよ。今の今まで【私も考えてもなかったもの】。忘れてて仕方がない

問題は、この先だ。…血を止める魔法はあるのだろうか。あと聖女様の症状は?大丈夫なのだろうか

「聖女様。…このことは軍医のペ神さんにそうちる「やだ!恥ずかしい!」
ちる「女の子がいいの〜っ、!! 」

「…」

途端に泣き出された。確かこの時期はメンタルがブレブレなんだっけ。仕方ないな

「なら、血を止める魔法はありますか」
ちる「それは、ある…。教えてもらったの」
「それで止めることは?」
ちる「できるとは、思う…」
「なら、それでとめてください。汚れたシーツはかえがありますから」

なんでこんなことしてるんだっけ

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作品ジャンル:恋愛
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…(   ᷇ᵕ ᷆  ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年10月22日 9時

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