104話 ページ4
tn「何がどうなっとんねん…」
なぜ、この自炊が出来なさそうなAがこんなに美味しそうなハンバーグプレートを作り上げるんや…何故や…
zm「Aは、料理上手いんやで」
ut「んーー、美味い」
「よかったです。」
tn「…いただきます」
口に含めば……何やろうか。美味しいんやけどレストランの味ではなく…寧ろ実家の味?なんだか懐かしい味だった。出身は全然違うがそれでもこの味付けは万国共通なんだなと再認識する。
「…」
tn「A、それで足りるん?」
「足りますよ。」
tn「少ないやん」
「満腹は眠くなるので」
…飯にも仕事のことばっかなんや。俺らはでかいハンバーグを頬張ってるのにAは、おまけのようなサイズの奴をちまちま食ってる。
なんか、あれやな。
syp「あ、Aさん。」
「ショッピさん」
syp「何食ってるんすか。自作?」
「はい、ハンバーグ作りました」
syp「美味そ、」
syp「1口ください」
「わかりました、お箸もってきsyp「Aさんのでいいです」
そうすると、ショッピさんは私の箸を持って態々食べかけていた方を1口分切り取り口の中に入れられた。箸とってきたのに。…
syp「うまいっす」
「なら、よかったです」
tn「ちょ、今のは、間接きき、す」
zm「ショッピだけずるいわ」
ut「俺もおれも!」
syp「あんた達は、自分のがあるでしょ」
ショッピさんは、鼻で笑ったあと厨房に行って自分のご飯を作り始めた。
「…」
彼が使った箸でハンバーグを切り取りまた頬張る。同じ味のはずなのに何故か今の方が暑く感じて少し甘い。
zm「…」
【オスマンの部屋】
os「やっぱ、スコーンはゲドちゃんのに限るネ」
ht「でしょ。」
ひとらんのスコーンも俺が注いだ紅茶に勝るものはなく、2人で至福の時間を過ごす。1杯半ほど流したあと、息を吐いては彼にある提案をしてみた。
os「こないだのパーティでさ、Aのことは知られ訳じゃん」
ht「?うん、そうだね」
os「やから、俺さ。街に出してみたいねん」
ht「……襲われそうだけど」
os「あいつ仕事以外の何かに気づくかもしれへんやん」
ht「…」
os「そしたら、少しは社畜も治るやろ?」
ht「…なんか妬けるね」
os「え、何?ひとらんそっち系やったっけ」
彼から身を引くと、彼は首を緩くふってはへにゃりと柔らかい笑みを見せた。…それは、よく嬉しいことがあったときにするもので
ht「理論的なオスマンが、そんなに感情的にさせれるんだから」
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月22日 9時