129話 ページ29
tn「いや、なんでもない笑」
tn「それじゃ、仕事始めますか」
20分ほどたったので、また開始の合図をすると…先程までののんびりな女の子はいなくて、取り憑かれたかのように紙とにらめっこする社畜があった。
その姿も、嫌いじゃないけどな
tn「…」
もう少し、女の子っぽくしてもらってもいいのに
【夜】
【Aの部屋】
「ふわぁあ…トントンさんが仕事やめられたから私も今日はもう出来ないのか…」
でも彼に押し付ける訳にはいかないからなー、と呟きながら机に座りペンをとる。あと少しで終わるなー、
「…？」
あれ、なんで今私仕事してるの？…恐らく癖が抜けれないんだろうな。命令されたから治さないといけないのに…。
ため息をはいて、仕事を片付けるが…することが無い。寝るにはあまりにも早いし…掃除でも
コンコン
「？はい」
rbr「A」
「？、ロボロ」
rbr「あ、覚えてたんや…」
rbr「てかやっぱ、乾かしてないやん」
rbr「ほら、こっちきぃ」
「そのうち乾きますよ…」
rbr「アホ！髪が痛むやろ」
rbr「ほら、Aの髪は痛みやすいんやからちゃんと日頃の手入れがな」
「…」
rbr「…なんや、お母さん見たいっていいたいんか？」
Aは鏡越しに俺の顔を見つめていた。…そんな見られるとちょっと手元狂うやん。どーせあいつらみたいにそういうんやろ？っておちょくる気持ちやったけどAはとんでもない、と言いたげに首を振って
「優しいなー、って見てました」
rbr「……」
思わず風がとまった。…なんやねんそれ
俺、髪乾かしとるたけやし、ゆーて優しくないし
rbr「…Aの基準が低いねん」
「…そうですかね」
rbr「せや。面倒臭いことの一つや二つは人に頼むんが普通やで」
rbr「…ほら、乾いたら綺麗になるやん」
「…綺麗になる必要がないのに…」
rbr「女の子やろ？…そ！、それ、それに」
rbr「お、おおおれは…女の子ら、らしいというか可愛らしい姿のほほうが…好きち、ゃ好きやで…」
「…」
rbr「ん！終わったからもう寝るわ！」
rbr「次乾かさんかったら、頭にでっかいチューでもしたるからな！」
「あ、いっちゃった…」
嵐のような人だなぁ、と熱が冷めない扉を見つめる。
乾いたら髪をなでると…確かに綿花のように柔らかくなっていた。すごい
「…かわいい女の子ねぇ」
聖女さんでいいのに
───
彼らの基準は高いです
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (
レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます！なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます！そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…！気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)！！！ (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月22日 9時
