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123話 ページ23

ちる「…なんか、お腹張ってるんだよなー…」

最近、お腹がやたらと張っていて休むほどでは無いが痛い。特に変なものを食べてはないし、…ストレスかなー。私ストレス弱いもん!だから、守って欲しいのに…冷たい人たちだなぁ

ちる「…」



この痛みの原因は、…後の1番大事な場面で気づくことになる。

───

【夜】

【トントンの部屋】

「……トントンさん、大丈夫かな」

書類にまみれた部屋で呟くが、その答えは帰ってこない。すっかり日もすれて白く光る月が登っているのに、この部屋だけ雨のようだ。

「……はやく、しないと」
gr「なぜ急ぐんだ」
「?!」

帰ってきた質問に、驚き椅子を引く。目を細めてその人をみつめる…グルッペンさんだ。なぜグルッペンさんがここに?

gr「照明ぐらいつけろ。目悪くなるぞ」
「あかりが勿体無いので」

なんて話してるうちに、部屋は白く光り彼の顔も鮮明に見ることができる。

gr「A、お前は何故そんなに急ぐんだ」
「時間が無いからです」

gr「…時間がない?」

目の前のAは、何を言っても仕事から離れなかった。今日ですらひとらんがせっかく説得して飯食わせたのにこのザマだ。…少し叱らないとわからないのか。ため息を吐きながら近くの椅子にすわり眉を顰める。

「すみません。聖女様とグルッペンさんの会話を盗み聞きしてしまいました。」
「恐らく遠征が終わったら私達は帰るか違う場所にいくのでしょう」
「…私が呼ばれた理由は、財政の改革…です」
「その日が来るまでにしないといけないんです」
「引き続きだってしないといけないし、聖女様の遠征費用もまとめなきゃ行けない」

「だから時間が無いです」
gr「…A1人でやるからだろ」
「?…1人じゃ、ダメなんですか」

目の前の人物に頭がおかしくなりそうだ。何故、お前1人で全部出来ると思うのか。…そんなに自己過信しているのだったら教えてやろう。

gr「お前1人じゃできないことだってあるんだぞ」
「…」

gr「てか、お前は聖女ではない。役割があってきたとしても彼奴の様ににひとりで出来るとは思えん」
gr「それに」

gr「お前がいなくなったあと、俺らはどうしたらいいんだ。」

gr「そこまで考えているのか?」

gr「引き続きならば、引き継ぐ相手が必要じゃないか」

gr「そんなに自分を過信していたのか?」

gr「俺らをそんなに甘くみてるのか?」

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作品ジャンル:恋愛
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…(   ᷇ᵕ ᷆  ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年10月22日 9時

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