97話 ページ47
rbr「A、酒飲めるんか？」
向かいのロボロさんは心配そうにこちらを見ていた。珍しく布も外されているから表情がわかる。
「飲めないことは無いですよ。」
社畜の頃は、目を覚ますために2、3杯は飲んでたし、おそらくこの量ならそこまで酔わないはず。グルッペンさんの乾杯の合図で近くの人とグラスの音を奏でた後、1口ほど口に含んだ。
あぁ、久しぶりのアルコールだな。頭がふわっとした。そのまま二口ほどのんでジョッキをテーブルにおく。
聖女様は、ショッピさんの隣で楽しそうにご飯を取っている。お二人は似合ってるんじゃないかな。
syp「…」
tn「A、お疲れ様。」
「トントンさん、お疲れ様です」
会話と時間が進んできたことろ、不意に後ろにいらっしゃったトントンさん。お酒を乾杯してはグイッと流し込む。ふんわりとろけるこの視界の揺れが心地よい。
tn「A、遠征疲れたか？」
「疲れ…多少はありますが仕事はできます」
tn「相変わらずやな。んでも明日は休みやで」
「え」
tn「流石に俺は疲れた。休みたい」
「わかりました、…」
彼が疲れてるのなら仕方ないか、仕事の源が疲労してるのに無理させるのはダメだからね。うんうん、と頷いている時、向けられた彼の視線。真っ赤なその目と嫌でも視線が会う。
tn「A、まじかわいい」
「…はい？」
聞きなれないフレーズに硬直した後聞き直すと、彼はふにゃりと笑って私の頭を撫でた。ちゃんと見るとどうやら赤いのは目だけでは無いらしい。その頬を緩ませながら一頻り名で終わったあと
tn「かわいい」
と言って、他の人のところに戻って言った。
「…」
かわいく、ないのに、なぁ…
ちる「ねぇ、しょっぴくーん」
syp「…なんすか」
女に酒を飲ませたらあかん。女は賢いからこうやって酔ったらなんでもしていいって勘違いする。…この人がいい例や。先程からやたらと体を近づけられて…香水の匂いが強くするもんやからキツイ。
ちる「ねぇ？こっちみてぇ？」
syp「はいはい…」
はやく、Aさんのところに行きたいわ。
ちる「…」
ちる「んーつわ、ショッピくんの膝ゲット〜っ」
syp「うわっ、ちょ、やめてください」
ちる「いいじゃーん？取られないんだし」
syp「はぁ、…まじでやめてほしい」
大先生やチーノからのカワイソウという目がヒシヒシと伝わる。助けてや
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眼鏡 - 大好きです！（突然の告白）とても面白いです。更新、頑張ってください！応援してます。 (10月17日 9時) (
レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます！夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください！ (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します！いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです！最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月10日 6時
