93話 ページ43
ci「…やっぱ、魔力酔い起こしとるやん」
ci「とりあえず、捕まって。今から出る魔法かけるからしんどいですよ。我慢してな」
チーノさんに抱きしめられながら、彼の子守唄のような呪文を聞いていくと…やはり熱が上がってきた。ほんと、耐力ないなぁ
───
ci「やっと、出れた。」
「…ありがとうございます」
ci「とりあえず、ペ神のところに行きますよ。」
「…あの、チーノさん」
ci「は?なに?」
なんで、呼び止めるん。Aの方を振り返ると…意味がわからない、と言いたげに辛そうに俺を見ていたんだ。
「なんで、助けたんですか」
ci「…」
Aは、諦めていたのだろう。助からへんって。ほんまは俺もお前を助けたくなかった。お前みたいなおまけは死んだ方がマシやし
ci「…体が勝手に動いた。それだけ」
ci「ほら、はやく合流しますよ」
無理やり手を掴んで、彼女を引っ張る。お生憎、もう飛べる力もない。はやく歩いてトントン達のところに
「………」
sn「わっ!チーノとA発見!」
sn「ちょ、A。ほらこっちきぃ」
「……」
ci「あー、…魔力酔い起こしてるんで。何とかしてください」
ci「それじゃ」
sn「…チーノ。」
sn「ありがとな」
ci「…」
tn「よし、鬱発見!」
ut「た、たすけてぇぇ…」
os「えみさーーん!」
em「はぁい…」
───
フォトンの縄張りに入ったことで、チーノ、鬱、エーミール、Aは呪いという魔術にかかった。エーミールとAに関しては若干の魔力酔いもあったため急いで救護にあたっている。
聖女は、呪いを治めたあと疲労により倒れそれをグルッペンが回収してきた。
損害はあるが、
死人は1人も出ていない。
フォトンの鎮圧は同行していた研究員が調べると、約55%を治めることに成功した。つまりもう1回同程度の魔法でフォトンは完全に消える。このことは、伝達係によって即座に国の方に行き渡り、我々が帰り着く頃にはパレードの準備が着々とできていた。
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眼鏡 - 大好きです!(突然の告白)とても面白いです。更新、頑張ってください!応援してます。 (10月17日 9時) (レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます!夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください! (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します!いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます!更新頑張ってください! (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです!最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月10日 6時