55話 ページ5
「……」
今頃ちるさんは、どこで何してるんだろう。
彼女も仕事があるはずだし、…きっと大変なんだろう
【街にて】
ちる「楽しいねぇ〜!しょっsyp「あんた、その名前聞かれた後ぐらい考えてください」
zm「せやで。俺らはいちおーー身分は隠さんねん」
ちる「えへへ、ごめんねぇ?」
今日は私のおねがいで孤児院に行ったの!綺麗な
教会の孤児院には…あのエネルギーの塊によって
孤児になってしまった子達がいて皆可哀想だった!
大丈夫、私がすぐあの悪者さんを倒す!って
宣言したらみんな喜んでくれたの!嬉しい♡
私、頑張らないと!って思えた!
その帰りに、お願いして街まで来た!
お祭りの屋台?みたいにたーくさんお店が並んでるの!どれもこれもきれいだからすてき!
ほんとは、今日はトントンさんも来る予定だったんだけどお仕事なんだって
仕方ないよね、私より仕事、大事だもんね…
ちる「あ、これかわいい!」
syp「…」
ちるさんに、命令され孤児院に向かわせたあと
更に追加されわざわざ視線の多い街まで来る羽目になった。お陰で俺ら2人はずっと変身魔法をかけ続けなきゃあかんし、この女は何でもかんでも欲しがる。金そんなに持ってきてへんねん
ちる「…だ、めですか?」
zm「さっきもそうやってネックレス買ったやんけ…」
ちる「うっ、だって…私、聖女だしそんなに沢山お店に出られるわけじゃないから…つい嬉しくて」
ちる「ご、ごめんね?…わがままだったよね」
zm「…」
syp「…」
2人で見つめあったあと、ため息を吐く。
その後にゾムがそのブレスセットを取り上げては
店のもんの所まで買いに行った。
syp「…」
だから、女って嫌いなんだよな。
そうやってすぐ女々しく泣けば許されるって
思っとるところとか。兄さんを弁護する訳やないけど面倒臭いねん
zm「…」
今すんげー、ショッピとシンパシー通ってる気がする。俺もめんどくさい。やからこいつに泣かれるよりはさっさとこんな安いもん買った方がマシや
syp「…」
ふと見つけた、半透明のハングル
それは縦に長くAさんの細い腕にも合いそう
薄い白色の中にまだらに紫色が入ってあり
手に取り光をさせば…アメシストのように輝く
気づいたらそれを買っていた。ゾムさんに
「お、彼女?」なんて言いやがったから無視した
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眼鏡 - 大好きです!(突然の告白)とても面白いです。更新、頑張ってください!応援してます。 (10月17日 9時) (レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます!夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください! (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します!いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます!更新頑張ってください! (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです!最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月10日 6時