たとえ聖女じゃなくても2【d!】

63話 ページ13

【1時間後】

rbr「んじゃ、Aを部屋に持っていくわ」

os「よろしくー、」
ht「はぁ、マンちゃん。また約70kgに戻るよ？」
os「う、うるさい…！大丈夫だめぅ！」
os「70はいってへんし」

ni「俺も着いてく」
rbr「おう」

zm「うま、うま、」

【廊下】

ni「寝てるん？」
rbr「そりゃ、バチこし。」
ni「あんだけスコーンくったからな」

Aは、スコーンを3つたべてそのまま
気づいてら寝ていた。姿勢よく硬直して寝ていたものだから気づかなかったが、…

rbr「…これは、いい脅しになるわ」

寝顔はそのばの全員に取られてしまった。
え、勿論俺も撮ったけど

ni「…ロボロって、女全員無理やと思ってた」
rbr「え？…あぁ、どーてーの話か？」
ni「おん。Aは女やからそんな、おんぶとか…」
rbr「確かに、照れはするけど…Aは、なんかええねん」
ni「ふーん、惚れたん？」
rbr「なんやろうなぁ、…なんかこう平気やねん」
ni「なんやそれ、笑」

平和な会話を楽しんだあと
Aの部屋にたどり着き、彼女をベットに寝かせる。布団をかけてさて、去ろうかとした時






ロボロがそれを見つけた。見つけてしまった
rbr「……なんやこれ」

ni「…！」

腕に生える赤黒い傷たち…恐らくその類やろう
Aは、…ここにきてもこういうことをしていたんだ。俺らに隠れて。

rbr「…」

シャッター音が響く。Aの寝顔の写真の隣には凸凹した同一人物の腕の写真

rbr「…こいつ、これで耐えてたんやな」
ni「……」

口の中の甘みがすべて流されて言った。
苦い、辛いなにかが舌を刺激する。
俺らは、2人で話し合ったあと…

一旦、黙って部屋を出た。
その後それぞれに別れて部屋に戻る。

……誰かに、いう勇気はまだなかった

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