7話 ページ7
tn「…とりあえず、食べて」
お皿を彼女に、近づけたが…反応無し。
余程食べたくないんだろう。
tn「あ、毒とかは入ってへんで」
tn「ふつーのやつ」
tn「…」
徐に半分に切っては、俺がその片方を手に取り
わざと食べてみる。
やっと振り向いたAに「言ったやろ」と
咀嚼して飲み込めば、…
「…やっとご飯食べてくれた。」
tn「え、」
「…いえ。私はいらないので」
tn「…」
部屋の隅で丸まって眠ったAのあのセリフ
いや、まぁ…ここんとこ俺もサプリ生活やった
けど、
なんで、
知ってるん、
？
tn「…A、」
rbr「トントン。長時間いすぎ。はよ帰れ」
無線からの無慈悲な声に、聞くまもなく
部屋から足がかってに離れていく。
tn「…」
残りの半分、あんたも食べてくれるとええな
？「今から、Aの実験をするよ。」
？「君たちは会うのも初めてだろうから、先輩たちの言うことを聞いてね」
gr「…」
os「…」
2人で顔を合わせる。…なにいったって
トントンをあんなにしたやつの実験だ。
嬉しさと、恐怖で歯がくっついてしまいそう
数分経たずして全身こうそくされたあいつが
実験室に放り込まれた。
顔も呼吸ができないほど隠されている。
化け物に同情せず、寧ろおすまんと
微笑みながらみていると…
顔の布が外された瞬間全て変わった。
os「え」
gr「…、」
その瞬間に確かに襲った胸の高まり。
…どうやら俺とおすまん2人だけらしい。
中断させる訳にも行かず、黙ってみていると
採血、らしく太い針があいつの首に無理やり
ささった。
gr「？！」
？「死なないから大丈夫だよ、グルッペンくん」
gr「そ、そうか…」
そういう問題じゃない、と言いかけた口を抑える
…ならどういう問題なんだ？
とんどん明るい赤色が失われていくA
その隙にこうそくされた腕は刻まれて、
…特性の薬などで【死ねるかどうかを】
試されている。
採血が始まった数分後から聞こえだす彼女の
悲痛な叫び声。
耳が痛い。
os「あの、何リットルとるつもりですか」
??「へ？そうだなぁ。出なくなるまでかな」
os「！、何に使うんです…？」
??「知らないの？人型の化け物の血は私らにとって両刃の剣なんだよ」
??「化け物になるかもしれない、だけど…どんな血でも適応できる神の血」
??「バケモンと日頃戦ってる兵士たちにとって水と同価値の宝石さ」
os「…」
青白くなっていくAに。心が痛い、？
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あちき(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます。照れます(驚)(早口) (9月24日 8時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 1さん» ありがとうございます笑、パラレルワールドっぽくなりました~ (9月24日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 烏丸さん» コメントありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”逆バーもどきをかいてみました！笑怒鳴っていくんでしょうね…( ¯ᵕ¯ )。お友達になっていただけるんだすか…？ (9月24日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 最高です神作を投稿してくださってありがとうございます(早口)(真顔) (9月24日 8時) (レス) @page4 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
1 - パラレルワールドなんですかね。なんかいいですね。 (9月24日 1時) (レス) @page4 id: 3bc86cc6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年9月23日 22時
