【d!】宝物は飼い主に

50話＋作者 ページ50

リビングinオスマン

gr「A、寝てたか？」
ut「そりゃ、もぅバチこし」

ut「で、Aに聞かれたくない話なんやろ」

集まった同胞はそのセリフに息を飲んだ。
飼い主を眠らせなきゃいけない話とは、
数が絞られる

gr「…今からAは、施設に戻る」

kn「…収容所よなあれ」

gr「そうだ」

Aから渡された地図には、大戦末期に
『魔女』を拘留するための施設が乗っていた。
それを収容所と呼ぶ。

…魔女が集められたおかけで核にも耐え抜いた

なのか、真偽は定かでは無いがそこが
決戦場や

ci「Aを、騙して俺と過ごすのは、？」

gr「…作戦があるんだ」

gr「あいつらをぶっ壊さないか」

os「危険」

オスマンのセリフに、一同が頷いた。
しかし総統は話を辞めない。
真っ赤にもえた瞳をギラつかせて、眉毛を逆立てる

gr「あんなルネサンスを歌いながら、封建制度を律儀に守る集団などこの世に不要。」

gr「そして、あそこはAの大事な本や薬が集められた場所」

gr「…何かあるのかもしれない」

tn「…記憶取り戻す何かか？」
tn「おまえ、自由に死んでいいとか言ったやろ」

gr「この私が、あいつを手放すとでも」

syp「…」

要するに、Aさんを餌にして
施設とやらをぶっ壊そうということか？
それなら無理だ。Aを餌とか

gr「餌じゃないぞ、ショッピくん」

gr「餌は俺ら、レガシーだ。」

gr「他の探掘者が見てる中でレガシーを腹立たせることはできないだろ」

gr「Aを始末するなら、誰も見えない場所でするはず。」

gr「その前に、ぶち壊すってことや 」

syp「…Aさんが、怪我しないなら」

zm「俺が守るから」

syp「…」


よく分からない。だが、あの収容所のことは
知っている。

…昔の飼い主に対して偉いことをしてくれた
場所ならば

挨拶はしたい

gr「…決まったな」

全員の意向が揃った。

…Aを本当の意味で助けるんだ

───

こんにちはこんばんは初めまして。
作者です。
ここまで読んで下さり
ありがとうございます。

ネタ消化がここまでいくとは思いませんでした。

2章の内容やオチは決まっています。
しかし、私事ではありますがリアルが
忙しくかなり更新にムラがあると思います…

「あ、更新されてるわ」程度のテンションで
待っていだけると幸いです。

それではまた2章で。

あちき

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

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