37話 ページ37
Aの部屋inコネシマ
「……ん、」
目を覚ますと、同じ空間だった。
施設では考えられないほどの暖かい部屋
隣の質量に目をやると、
…ロボロさん?が丸まってる。
少しつついてみたが起きない。
でも、置いていくのも申し訳ないからな
「…ロボロさん。」
rbr「…A、…?」
「…おはようございます」
rbr「…おはよう。…今は朝の8時やで」
「…そんなに寝てたんですね」
rbr「まぁ、疲れてたんやろ」
起き上がったロボロさん。そのまま
左手が差し伸べられる。
rbr「い、いくで」
「ひとりで歩けますよ」
rbr「ええから」
無理やりAの手を繋ぐ。恥ずかしさで
噴火してしまいそう。でも、繋がんと
Aがまた倒れるくらいなら…
───
リビングinコネシマ
「…」
今日の朝ごはんは、肉じゃがというものと
お味噌汁、ご飯だった。
これは昔の人達の定番らしい。美味しそう
tn「箸もだいぶ美味なったな」
「ありがとうございます」
そんなに回数は踏んでないのに、最初から
使っていた感覚を起こせる程になった。
2本の棒で、じゃがいもをとりだし口に運ぶ
じんわりも出汁の美味しさと
じゃがいもの甘さが広がっていく
zm「おかわり」
tn「セルフです」
zm「食い尽くす」
tn「やめてくれ…」
「…」
Aさんの時も、こんな感じだったんかな。
…いや、Aさんってどんな人なんだ?
どんな喋り方をして、どんな見た目で
何が口癖なのかな。寝る時の姿勢は?
箸の持ち方、歩き方
わかんない。…やっぱ私違うよ
os「…Aー」
「?」
os「そろそろお願いやねんけどさ」
敬語外してや
「…敬語、ですか。」
初めて人に言われた言葉に戸惑う
…敬語を外したことなんてなかった。施設長にも
同期の方にも
sha「あ、わかる。」
kn「かたいしな」
「…外したこと、無いんですが。」
os「話せるやろ?無くても」
「…うん」
os「距離縮めたいから外してめぅ」
「わかった、」
ut「…」
マンちゃんも、何だかんだAに甘いよなぁ
ci「…」
やっぱ似てるやん…。あぁ、でもAさん
死んだんやし違うんか
tn「おいゾム。」
zm「…」
tn「ご飯一升食わんで?…」
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クリス - コメント失礼します!半日かけて読みましたがとても面白かったです!こういった話は好きなので無理せず投稿できることを祈ります。僕は何年だってこの作品の更新を待ってやるんだから!!!!!!(口調がとうとうどっかいった模様) (4月5日 13時) (レス) @page50 id: 38b1bcc161 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - miyaanaさん» 今更気づきました…すみません…!私は今はやっていないです😢。いつかしたいなとは思いますが…… (3月3日 6時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
miyaana(プロフ) - コメント失礼します..!質問なのですがあちき様ってTwitter(X)などやっていらっしゃいますかね...?やっていたらフォローさせていただきたくてコメントさせていただきました。迷惑だったらすみません 応援してます!大好きです!!! (12月11日 23時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん(旧もこ)(プロフ) - コメント失礼します!私実シ兄者様全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです!出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!楽しみにしてます! (12月4日 20時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 絶対2章までの短編って決めてるんだ…() (11月26日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年11月19日 11時