32話 ページ32
os「……」
箒に初めて乗った。俺を見下してた奴らの家が
とても小さかった。
前にいるAの髪の毛から香る
甘い匂いが脳裏に染み付いた。
Aの家には、
先にトントンやグルッペンが住んでいた
…俺を見る目はとても冷たくて、よく似ていた
ゴミを見るような母親の目と。
でも次の瞬間には変わる
『睨まない。今日からこの家に住むんだって』
『敵じゃないよ』
tn「…こいつ、舐め腐った態度しとる」
gr「俺らで十分だろ!」
赤色より大きい黒色のガキが指さして反抗する
やけどAは
『私の言うことは?』
gr、tn「…絶対」
『はい、そうです』
『なら、彼のお風呂と着替えを任せるね』
『終わったら教えて』
─
os「…本名は言いたくない」
『わかった』
『うーん…なら、君は今日からオスマンね』
os「おす、まん?」
『うん。何となく』
os「お前、曖昧なの好きよな」
『決まってない方が好き』
os「…俺は、オスマン。お前の『家族だよ』
os「…家族」
幸せだった
os「好きやなそれ」
『動物好きだもん』
os「…」
Aは、動物が好きだった。よく
図鑑を 広げて楽しそうに見ていた
オオカミ、コヨーテ、ドール…犬派なんやろうな
os「A、その呪文なんなん。魔法?」
『呪文…違うよ。ただの言葉』
『オスマンが明日も元気でありますようにっていうお願い』
os「…」
寝る前、あいつは全員の部屋を回ってその呪文を唱えていた。
治療する時にも同じものを。
その言葉が好きで、沢山書いてなんとか覚えた
─
あいつは年齢不詳の魔力使い。
大半は魔力の研究をしてて自分の事に疎い
1週間くらい飯食わなくても元気そうやから
多分不死身
そして、『ティッシュ』なんてあいつに要らない
『すごいでしょ』
os「…なんでティッシュ」
『返す。これで泥棒じゃない』
os「俺盗まれた」
Aはものを作り出せるし俺らが考える
ありえない事は大体出来る。
俺らを不死身にすることも
『…したくないな』
gr「俺らの体が全盛期を迎えている、今なんや」
gr「魔力で下死身にしてくれ」
os「…」
魔力には
『治療したり、
再生したり、
不死身にすることが出来る』
数年の説得の上、Aから
魔力が溶けた血を貰った
14人がそれを飲む。
そしてAの1部となり
永遠の命を手に入れた
んやけどな
595人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クリス - コメント失礼します!半日かけて読みましたがとても面白かったです!こういった話は好きなので無理せず投稿できることを祈ります。僕は何年だってこの作品の更新を待ってやるんだから!!!!!!(口調がとうとうどっかいった模様) (4月5日 13時) (レス) @page50 id: 38b1bcc161 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - miyaanaさん» 今更気づきました…すみません…!私は今はやっていないです😢。いつかしたいなとは思いますが…… (3月3日 6時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
miyaana(プロフ) - コメント失礼します..!質問なのですがあちき様ってTwitter(X)などやっていらっしゃいますかね...?やっていたらフォローさせていただきたくてコメントさせていただきました。迷惑だったらすみません 応援してます!大好きです!!! (12月11日 23時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん(旧もこ)(プロフ) - コメント失礼します!私実シ兄者様全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです!出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!楽しみにしてます! (12月4日 20時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 絶対2章までの短編って決めてるんだ…() (11月26日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年11月19日 11時