1話 ページ1
ザッザッ
途切れること無い赭の落ち葉の大地
1つの塔のような樹木達で暖かい日光は遮られ
真昼間だが冬の格好でも叶わない寒さだった
「さむ、いｯ……」
探掘用の服もかなりボロがでてきた。これだと、次の遠征は厳しいな。
かつての人類が滅んで数世紀。
私たちは魔法という絶大な力を得た。
火を起こす魔法、空を飛ぶ魔法
その魔法を使って、昔の人達のレガシーを取り戻すのが私たちの使命
なんだけど
？「やーーい、ムノウは空も飛べないんだ〜！」
？「空はあったかーーい！ムノウは寒い地面の下で凍えてしまえ！」
「……」
今の人間には、生まれつき魔法が備わってるのに
私だけ、【ある魔法】以外何も出来なかった。
空を飛ぶことも、火を出すことも、何かと戦うことも
何も出来やしない
ムノウだ。
「…はやく、レガシー見つけないと」
波のような地面を1歩ずつ歩いていく。
手は火みたいに真っ赤なのにとても冷たい。
このまま死ねたら、いいのになぁ
「…レガシー、どこですかっ、え、ちょ」
「ｯ？！」
途端、最初から地面なんてなかったような穴の中に落ちていく。チームの人に助けを乞うても嘲笑っていた。
あ、これ、やっと【死ぬんだ】
落ちていく衝動に耐えきれず、瞼が意識を閉ざした
───
？「やっと、こっちに来てくれたな」
？「ほんまや…。人間たち俺らを探す気ないやろ」
？「まぁまぁ、来たんだからいいだろ」
？「
───
設定
探掘者A
ある魔法以外【何も使えなかった】人間
基準年齢に達したので初めて探掘に出た。
【ある目的】のために、レガシーを探す。
逃げ足は早い。
───
せかいせん
忘れられた化学の代わりに蔓延したのは魔法。
手から魔法を唱えると、火が出たり空を飛べたり
自由自在
なのに、人間は昔の化学を取り戻すのに必死。
今日も哀れな子供たちが
誰も守ってくれない外の世界へ放り込まれた
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クリス - コメント失礼します!半日かけて読みましたがとても面白かったです!こういった話は好きなので無理せず投稿できることを祈ります。僕は何年だってこの作品の更新を待ってやるんだから!!!!!!（口調がとうとうどっかいった模様） (4月5日 13時) (
レス) @page50 id: 38b1bcc161 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - miyaanaさん» 今更気づきました…すみません…！私は今はやっていないです😢。いつかしたいなとは思いますが…… (3月3日 6時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
miyaana(プロフ) - コメント失礼します..！質問なのですがあちき様ってTwitter(X)などやっていらっしゃいますかね...？やっていたらフォローさせていただきたくてコメントさせていただきました。迷惑だったらすみません 応援してます！大好きです！！！ (12月11日 23時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私実シ兄者様全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (12月4日 20時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 絶対2章までの短編って決めてるんだ…() (11月26日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年11月19日 11時
