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182話※ここから注意 ページ37

gr「…やめてくれ。」

部屋から出ていくAを止めるすべを持っていない。力もなにもでない。
心を読むことすら、叶わなかった

gr「……ちがう」

これが、本来の俺の姿なのだ。
…これが、俺のはずなのに俺はそれを違和感と捉えている。力がない姿を治したいと思っている

gr「…心まで、バケモノになったんだな」

この違和感の正体に笑えば不意に、血が抜けるような感覚がした。

gr「……」

【トントンの部屋】

「…失礼します、」

「!」

暴走している姿、は一目散で分かった。
まず部屋がとても荒れているのだ。壁や
床が爪のようで引っかかれて傷だらけになっている
そして、本人が…本人が、

「その、黒いモヤが原因なんですね。」

本人を視認できないほど黙々と挙がっている
黒いモヤ。どうしてこれを発生するまで彼に酷いことをしたのだろう。

「ご飯、食べれますか、?」

聞いたけど返事がない。私を細い目で睨んでいるだけ。あとは
「…トントンさん。今から私は貴方に注射を打ちます」
「だから、じっとしててくださいね」

ドアの施錠を確認したあとカウンターをあけると
彼の微かな声が響いた。

1本の注射針を隠しながら近づく。
震え出した彼に視界がどんどん朧気になってきて
私の汚いなき声が部屋に響く。

tn「…」

彼の目の前に来た。抵抗も何もしないトントンさん
彼を抱きしめるように腕を背のあたりに回す。
モヤに顔が触れた時…、全身に針でも回ったような
苦痛が流れてきた。初めて会った時のような
…毒だ

「しつれい、します」

固さのあるところに針をさして、急いで打ち込む。
家終わった瞬間彼は脱力して、私に全体重をかけ倒れ込んだ。

「……大丈夫ですからね、…私が治しますから」

眠った彼をベットまで何とか、あげては
布団をかぶせる。

「…ごほっ、ごほ」

あまりモヤに触れないようにしないと、



これが、絶望の始まりだったのかもしれない。

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miyutnk0915(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます! (4月24日 20時) (レス) id: afb4105720 (このIDを非表示/違反報告)
りっか - お話面白かったです!めちゃめちゃ設定も好きなのでずっと続いて欲しいくらいです!更新 あちきさんの無理の内容に頑張ってください!楽しみにしてます! (3月9日 13時) (レス) @page37 id: a3e02422b8 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 面白すぎます、!!!!更新頑張ってください、!!応援してます!! (1月21日 0時) (レス) @page37 id: 597af49ddb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - コメント失礼します!あまりの面白さにイッキ見してしまいました!w(ちなみに徹夜でw)更新楽しみにしていますが、お身体に気をつけて自分のペースで頑張ってください!応援してます!✨ (11月28日 15時) (レス) @page37 id: a48362ff22 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 1さん» ありがとうございます✩.*˚ (10月1日 20時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年9月2日 19時

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