172話 ページ27
ht「数年ぶりに外で食べた」
zm「腹いっぱいやわ…」
os「…この患者服が唯一嫌やなぁ」
めいめい食べ終わり、くつろぎだした。
…あまり食べられなかったのが申し訳ない
os「ええよ。朝食べてへん割にはよう食うたし」
「…こころ読んでるんですね」
zm「え!なら、オスマンってAが俺の事どう思ってるかとかわかるん!?」
子供のようにはしゃぎ出すゾムさん。
…とは言っても、ゾムさんはゾムさんだし
特別こう思ってるとかは無いんだけどな
os「んー?Aは、ゾムのこと大好きやって」
zm「!!え、やっ、やば…嬉しいんやけど」
「オスマンさん?」
os「ふふっ、冗談」
zm「えー、…」
ht「…しばらくこの生活でもいいんじゃないかな。」
ひとらんさんの言葉に全員が止まった。
ht「俺らが抜け出しても、あいつらからなんも連絡来なかったし」
ht「こっちにも来てないしね」
ht「俺ははAといれるし、Aは…美味しいご飯が食べれるからウィンウィンじゃない?」
os「賛成めぅー」
zm「ええやん、全員は…無理やから日替わりとかで」
「…」
やめて、ほしい。
os「……」
os「まぁ、一気にこんな人数きたらバレるかもしれへんから」
os「最初は1人とかでいいんちゃう?それも毎日じゃなくてたまに」
os「Aや俺らが慣れてきたら増やせばええだけやし」
ht「うん、そうだね」
zm「Aと暮らせるんかー…」
「……」
ひとらんさんと、ゾムさんは暫くして
帰られた。
オスマンさんに、さっきのことを礼すると
「わかんないめぅ〜」とはぐらかされる。
os「Aも、もう少し自分の気持ちに素直になったらええよ」
os「俺は、そっちの方が好きよ」
「…ありがとうございます」
os「やっぱ、Aは観察者に向いてへんな」
「え、」
os「Aみたいに優しい奴は向いてへんよ。」
ははっ、と笑い声を残して彼は去っていった。
私、優しくないのにな
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miyutnk0915(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます! (4月24日 20時) (レス) id: afb4105720 (このIDを非表示/違反報告)
りっか - お話面白かったです!めちゃめちゃ設定も好きなのでずっと続いて欲しいくらいです!更新 あちきさんの無理の内容に頑張ってください!楽しみにしてます! (3月9日 13時) (レス) @page37 id: a3e02422b8 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 面白すぎます、!!!!更新頑張ってください、!!応援してます!! (1月21日 0時) (レス) @page37 id: 597af49ddb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - コメント失礼します!あまりの面白さにイッキ見してしまいました!w(ちなみに徹夜でw)更新楽しみにしていますが、お身体に気をつけて自分のペースで頑張ってください!応援してます!✨ (11月28日 15時) (レス) @page37 id: a48362ff22 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 1さん» ありがとうございます✩.*˚ (10月1日 20時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年9月2日 19時