170話 ページ21
※幼児化です
※基本、メンバー視点です
【翌朝】
【Aの生活部屋】
zm「A、入るで」
zm「……まだ、寝てんのかな」
珍しいく反応がない扉に
数回ノックしで見たけどそれでも静寂のまま。
寝てんやろーなー
なんて呟きながら部屋に入る
zm「Aー、9時やで。」
zm「おはよーございまー、………す?」
明らかに布団の中の質量が小さい
成人女性の膨らみじゃないそれに
少し不安になる
A、…?
zm「え、ちょ、…」
逃げ出した、家出、逃走、死亡
嫌な、単語が頭に羅列し
喉が凍る
震えた手で布団を剥いでみると
そこには、なぜか女の幼児
zm「へ、…?」
思わず声が出た
だって、この幼児
zm「めっちゃ、Aに似とる…」
zm「てか、Aは?どこ、…?」
俺がそれを放置してトントンのところに行こうとしたその刹那
後ろから舌っ足らずな幼い声が聞こえた
「ん、ん、…?」
zm「?!え、っ、と」
こいつ、誰や。
Aの匂いする
でも、Aはこんな小さない
ロボロよりだいぶ小さいその女の子は
俺を見た数秒後
泣き出した
zm「え、ちょ、泣かんといて?!な!どしたん!」
「おかぁあさ、ん、ヒッグ、ここ、どこ、ヒッグ、」
zm「おかあさん、?!」
zm「な、ほら飴やるから泣き止んで?!」
zm「ちょ、だれかぁぁ!!」
5分程、大人と子供の叫び声が城内で木霊した
tn「ちょ、どしたんか!!」
zm「お、おかん、…ちゃう、トントン…」
tn「え、あ、もう、グルさんしたんか、…?!」
zm「なにが、…?」
まだ声を枯らしながら泣いてるそいつを撫でながら
トントンに何があったのか問う
早く、Aに会いたい
こわい
tn「…ゾム。落ち着いて聞いてな」
tn「…その女の子がAやねん」
zm「は?」
一気に涙腺が枯れた
まって、どゆことや
この、泣いてる子供らしいこいつが
A?
まぁ、雰囲気にとるし…
髪の毛とかも一緒やし…
匂いも同じやし…
zm「…薬案件、?」
tn「そうそう、くられ先生に作ってもらったんねん」
zm「なんで、?…」
tn「…昔のこと知りたいなら昔のA連れてくればええかなって」
zm「…記憶、あんの?昔の」
tn「多分な」
「…だれ、ですか」
zm「…A、俺。おれやで」
tn「ちゃうちゃう。ゾム。昔の記憶しか今のAにはない」
zm「え、そうなんか」
俺らの会話にA?は落ち着いたのか
泣き腫らした目を光らせながら
俺らを覗いた
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とーる(プロフ) - お誕生日おめでとうございます! (5月25日 5時) (レス) @page29 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - わぁ!最終章…嬉しい‼︎そして楽しみです(*´꒳`*)あちき様お身体に気をつけて頑張ってください╰(*´︶`*)╯ (2022年6月8日 22時) (レス) @page50 id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» 柚衣ちゃん!沢山コメントしてくれてありがとうございます…!そうなんだ!高校はまじで気をつけてね…。頑張りマース! (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 惡夜さん» まじで早かったです…!ありがとうございます! (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ここさん» 最終章ですー…嬉しいような悲しいような笑 (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2022年5月14日 20時