61話 ページ12
人間というものは、
焦りを感じるほど
力を発揮し
盲目になる
【3日目】
【夜】
【会議室】
tn「どこ、探してもおらへん、…！」
gr「……」
em「やだ、がぇってきて…」
syp「………」
たかが仕事仲間と3日間会えてないだけで
この有様だとは、
ただ、それは俺にも言えることで
完全食ですら
喉を通すことが出来なかった
あの人の部屋に行っても
どれだけ待っても
帰ってこない
それがただただ寂しくて
涙を堪えるのに精一杯やった
gr「…明日まで見つからないのなら」
gr「…小師団ほどの捜索隊を出そうと思う」
gr「それでいいか」
tn「大師団ぐらいあってええ」
gr「…あまり、国民に騒がせたくない」
tn「…わかった」
syp「…」
sha「…A、…やっぱ痛いの嫌いやったんかなぁ」
syp「…本気で、先輩があの一方的な射撃を楽しんでたと思ってたんすか」
sha「やって、…嫌がってなかったし」
syp「…呆れました」
様々な反応、思想が
入り乱れた中で
1つ、疑問が浮び上がる
小さな疑問
だけどこの空間にいるはずの
彼がいない
ht「…どしたん、ショッピくん」
syp「あ、あの。」
syp「オスマンさんって、どこにいるんすか？」
ht「え、…」
gr「ｯ、…」
sha「そういや、今日見てへん…」
syp「ロボロさんは、監視室にいますが…彼は…いや」
syp「彼らはどこにいるんですか？」
全員が血の気を引いた
顔はみるみる青ざめていき
焦りのもっと奥の
諦めまで来てしまったような気がした
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花粉で○んでる人 - 無能という仮面は彼女にとって必要で、彼らにとっては彼女には不必要なのでしょう。 (2023年2月11日 9時) (
レス) @page23 id: 4e91283124 (このIDを非表示/違反報告)
kano(プロフ) - 76話のロボロ様。下卑じゃなくて、卑下って言いたかったのかな…。 (2022年7月13日 8時) (レス) @page27 id: aa27c45444 (このIDを非表示/違反報告)
みどり(プロフ) - 84話での 、 無能が無用になっています 。 マンちゃんが 好きになってくれた ？ と聞いている所らへんの … 。 初コメでのご指摘失礼します 。 (2022年6月29日 14時) (レス) @page35 id: 23507c8bf2 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ういさん» ありがとうございます😭✨ハンカチどうぞ(ｽｽｯ (2022年6月12日 1時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
うい - ぬいぐるみ出てくるたびぼろ泣きしてます好きです (2022年6月11日 23時) (レス) @page32 id: 04389b3199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年4月26日 19時
