お願いをしないと出られない部屋【gr】 ページ46
「……」
なにか嫌な予感を感じつつも部屋に入ると
そこには、閣下がいらっしゃった
「…グルッペン」
gr「ん、Aか」
gr「…お題は、【お願いことをする】らしいぞ」
向かいのドアに貼ってある紙を読みながらおっしゃる閣下
お願いこと、かぁ…
閣下にお願いこととか、…あんまないんだけどなぁ…
gr「なら、早速しよう」
gr「Aは考える時間が欲しいだろうし俺からな」
「わかった、」
やっぱ、敬語無しって慣れない
gr「A、これからも俺のそばに居てくれ」
gr「部下として、幹部として、友人として」
gr「まだ恋人は嫌だろうから我慢するゾ」
「…友人、ですか」
gr「？俺とAは友人じゃないのか？」
「…私は、そうとうか…グルッぺんとは友人の関係までは行き着いていないって思ってた」
gr「そうか？俺は十分、Aとはいい関係を持っていると思うがな」
「…そっか」
gr「さ、お願いごと聞いてくれるか？」
「…総統閣下のご命令となれば、どのようなものでも有難く承らせていただきます」
gr「はは、ありがとう」
gr「なら、友人として敬語無しを練習していこうな？」
「……はい」
gr「なら、今度はAだ」
gr「何を俺に望む？」
「………」
「これからも、私…Aを幹部として働かせていただきたい、…かな」
gr「当たり前だ。Aはずっと俺らと一緒や」
gr「そんなのでいいのか？もっと個人的なモノの方が良いのだが…」
「個人的…？」
「……」
早く考えないとなぁ
グルッぺんも出たいだろうし
「…頭、撫でたり…とかは？…」
gr「……」
gr「ふふ、それでいいんだ」
閣下は、そう言うとわしゃわしゃと私の頭を撫でてくれた
gr「Aは、仕事熱心だったからな」
gr「たまにはこうやって甘えるのも悪くは無いだろう」
「……そう、だね」
gr「だろ」
gr「中々、アイツらとも喋ってなかったやろ」
gr「この機会だ、…彼奴らとも仲良ったらいいんだぞ」
gr「仲良い方が、仕事の面でも効率良くなるしな」
「…わかった」
gr「ちゃんと、敬語無しが続けれて偉いぞ」
ｶﾞﾁｬｯ
「……開いた、ね」
gr「そうだな」
gr「なら、行こうか」
「……うん」
仲良くなる、か
今まで考えても来なかったかもな…
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匿名A - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年4月20日 9時) (
レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ユウさん» 重いの大好きなんです…！ありがとうございます！ (2022年5月30日 15時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 重い、、、‼最高ずきる！！！ (2022年5月30日 7時) (レス) @page19 id: 65a9cf3278 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 若草翠さん» 重いのが好きなんだよおぉ！！いやん！照れるぅ！( ﾉωﾉ) (2022年5月1日 14時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
若草翠 - 重､､､､!!!最高かよ!!この神作者あああ!!! (2022年5月1日 11時) (レス) id: 4cbe8909de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年3月31日 12時
