相手を褒めないと出られない部屋【ut】 ページ41
次の部屋に行くと
そこには鬱先生がいて
どこか嬉しそうだった
ut「ん、A。お題見てや」
ぐいっと、近づけられたお題を読むと
褒める
ut「ふふ、今から沢山Aを褒めたるからな」
頬を緩めながら話す鬱先生
なんだか、こっちも微笑ましくなる
ut「な、おいでや」
「…わかりました」
近づくと、思いっきり抱きしめられ
少し胸が苦しい
だけど嫌じゃなくて
頭も撫でられて少しうれしかった
ut「Aは、可愛ええ」
ut「ええ子やし、人思い」
「そんなことないですよ」
「鬱先生の方が、優しいですし…観察力凄いですし」
ut「えー、まだ俺のターン」
ut「もっといっぱい褒めさせてや」
ut「Aは、俺がタバコ吸っても嫌な顔しないし」
ut「でも、怪我したら心配してくれるし」
ut「ほんま、俺Aのこと好きやわ」
幸せそうに笑う彼の見て
それが演技であろうと
どうでもよかった
ut「好き…ずっと、俺らとあの家に住もうな…？」
「退職しない限り済みますよ」
ut「俺がさせへんわ」
「ありがとうございます」
「…私のターンで、いいんですか？」
ut「ええよ。褒めるとこ少ないやろうけど」
「そんな事ないですよ」
「鬱先生は、優しいですし」
ut「そんなことないで？」
ut「あいつらに俺、屑って言われてるんやでー」
「私にとっては優しいから」
ut「…嬉しいこと言うな」
「仕事遅れてもちゃんと最後には終わらせるし」
ut「えへへへ」
「女の人と遊びに行く時はちゃんと言うし」
ut「まって、それいつ聞いたん」
「え？トントンさんから聞きましたよ」
ut「ええぇ…恥ずかしいわ…」
「大丈夫ですよ」
ut「そうなん？引いてない？」
「引いてません」
ut「なら、良かった…」
ut「…な」
「？」
ut「もっと、甘えてもええ？」
「…どうぞ」
ut「ありがと…」
鬱先生が満足するまで
まったりとした時間を過ごした
なんだかんだ言って
鬱先生は、優しいよな…
「…」
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名A - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年4月20日 9時) (
レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ユウさん» 重いの大好きなんです…！ありがとうございます！ (2022年5月30日 15時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 重い、、、‼最高ずきる！！！ (2022年5月30日 7時) (レス) @page19 id: 65a9cf3278 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 若草翠さん» 重いのが好きなんだよおぉ！！いやん！照れるぅ！( ﾉωﾉ) (2022年5月1日 14時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
若草翠 - 重､､､､!!!最高かよ!!この神作者あああ!!! (2022年5月1日 11時) (レス) id: 4cbe8909de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年3月31日 12時
