・☆ ページ33
「口移し、ですか…」
ここまで来たら半ば諦め。
どうせしないといけないんだし
「…何を移すんですか？」
zm「乗り気やん笑」
zm「なんか、色々あってな」
zm「氷とか、飴とか、ジュースとか」
「…」
要するに、この部屋を作った悪趣味で性格が悪いやつが
満足するまでしろと
「……」
「口移し、だけですからね」
釘を刺す
ゾムさんは、驚いた後拗ねたような顔になった
zm「え、。……わかった。頑張る」
zm「んじゃ、どれからやる？」
「簡単なものから…」
zm「んじゃ、ジュースやな」
zm「俺がAの口に入れるから」
zm「ちょいと待ってな」
ゾムさんは、コップに注がれたジュースを飲んだ後
私の後頭部に手を回した
「んっ、…」
強引に口を開かされぬるい液体が喉を通っていく
零れてしまったものは私達の肌を滑ったあと
床にぽたぽたと雫になってしまった
zm「ん、終わり」
zm「…ふふ、感じたん？」
「…早く、次のしますよ」
zm「はいはい」
zm「なら、氷やな」
zm「Aやって？」
「え、……」
zm「ふふ、やらんと出られへんよ？」
悪魔のように笑うゾムさん
こういうのが出来ないのを知ってるのに、言ってくるとか
確信犯じゃん
「…なら、氷…」
zm「ほい」
「…準備がいいですね」
zm「はよ出たいんやろ？」
「…」
なるべく小さな氷を口に含む
氷が溶けない間にゾムさんに移さないと
「……」
恥ずかしくてなかなか出来ない。元々小さな氷だから
どんどん溶けていっている
zm「ほら、早くしないと。も1回やで？」
「…」
ゾムさんの後頭部に手を添え
唇を重ねる
ゾムさんの口を舌で開けて氷を渡す
「……ん、…」
ゾムさんが氷を食べたことを確認して口を離す
ｶﾞﾁｬｯ
あ、ぁ、やっと満足してくれた
zm「…」
「んじゃ、私行きますから」
そう言って、私は部屋を後にした
zm「……」
Aの、本気は怖いな
まさか、氷食べ方確認されるとは思わんかった
俺が食わんって思ったんかな
それでも、それでも
べ〇チューすんなって言ったのは
Aやったのにな…
zm「…」
甘えさせないと出られない部屋【kn】→←口移ししないと出られない部屋☆【zm】
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匿名A - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年4月20日 9時) (
レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ユウさん» 重いの大好きなんです…！ありがとうございます！ (2022年5月30日 15時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 重い、、、‼最高ずきる！！！ (2022年5月30日 7時) (レス) @page19 id: 65a9cf3278 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 若草翠さん» 重いのが好きなんだよおぉ！！いやん！照れるぅ！( ﾉωﾉ) (2022年5月1日 14時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
若草翠 - 重､､､､!!!最高かよ!!この神作者あああ!!! (2022年5月1日 11時) (レス) id: 4cbe8909de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年3月31日 12時
