弁当屋のドジミンくん

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『ちょ、いてぇ』







テヒョンは私の腕を掴んだまま



猛スピードで家に向かう









『いや割りと痛てぇ』








無視かよぉ









『ね、テヒョン痛い』









すると急に止まって



テヒョンの背中に顔面がぶつかった








『あっ...わいの高い鼻がっ...』









TH「A」









『ん、どうしたん』









TH「俺の事すき？」









何を言い出すんこの子









『うん』









TH「いっつもクリスマス一緒に過ごしてたのは？」









『テヒョン』









TH「毎日会ってるのは？」








『ユンギ教授』








TH「違う」









あ、そうか





休日会ってない









『テヒョン』









TH「んじゃAの好きな人は？｣









『いない』









TH「はぁ...」









TH「今年もクリスマス一緒に過ごそって決めてたじゃん」






TH「何勝手に他の男と約束してんの」









『テヒョンに関係ある？』









TH「...」









あ、これは言いすぎた









『違う、ごめん、テヒョン』









『ジミンくんと...TH「いいよ」









TH「その男と一緒に過ごせば？」









TH「別に俺に関係ないし」








TH「俺もう今日帰る」









『ちょっと、テヒョン！』









なんでそんなに怒るの









え、テヒョンって









私の事好きなの








鈍感じゃないから分かるけど









それなら今怒った理由だって





ジミンくんに牙を向けた理由だって合う









幼なじみとしか見てなかったけど









悪いことしたなぁ...









わたしはテヒョンを追いかけた

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