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「慎ちゃん、私2組」
森「A〜ごめん、俺1組だ」
そう言うと、Aはわかりやすく落ち込む。
可愛い
森「離れちゃったなぁ……」
俺もめっちゃ落ち込んでるけど。
「でも、隣なだけ充分だよね！お昼は一緒食べようね！」
森「うん、約束ね」
いつもの癖で、Aの頭を撫でると、
「慎ちゃん、それ禁止」
森「え？」
「頭撫でるの禁止。」
え、なんで？
「どうするの！勘違いされたら…慎ちゃん彼女できないよ？」
森「いいよ、別に勘違いされたって。Aだし」
「なにそれ！知らないからね！ほら、早く教室行こっ」
と、
Aもいつもの癖なのか、俺の手を取って歩き出す。
…いや、あなたもそれ、いいんですか？
森「フッ」
思わず鼻で笑っちゃった。
「何！？なんで笑ったの今！？」
森「なんでもない。どっちもどっちだなって」
「意味わかんないなぁ」
このままみんなが勘違いして、誰も俺たちに近づかなければいーのに。
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作者名：れもん | 作成日時：2020年7月28日 13時
