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家の近くまで来ると何やら家の前に人だかりが出来ていた。
中島は近くで車を路駐させ様子を伺った。
｢えっ？マスコミ？｣
八乙女が真っ先に気づいた。
｢どうしよう。｣
山田は不安だった。
｢あっ。オレの車。｣
車庫が空いており中島の車が丸見えだった為家の中に誰か居るのだと勘ぐられていた。
｢マスコミだし、もしかしたらあの車ゆーてぃーのだって知ってる人居るかもよ。｣
知念に言われドキッとする中島。
｢じゃあこんな所に路駐してたら光くんが来たって思われちゃうかも。｣
中島は車をUターンさせ一旦近所の山田と�睫擇亮屬�駐車してある駐車場へ向い空いてる所に車を停めた。
そして中島は冷静に
｢悪いのは誰？良い？家に向かう。オレがちゃんと言うから。｣
まさかの中島の発言に言葉を失う一同。
答えを貰うでもなく中島は家へと引き返した。
｢来たぞ。｣
マスコミの声やシャッター音が閉め切った車内にもハッキリ聞こえる。
玄関前に車を停めると中島は
｢光くん車入れて。オレ出るから。｣
と言って山田、知念、岡本と車を出た。
直ぐに囲まれ身動きが取れない。
そして中島は大声で
｢あのぉー。｣
と叫んだ。
するとザワつきもシャッター音も止まった。
｢これじゃまるでオレら加害者や加害者の身内みたいじゃないですか？被害者はこっちです。社長の会見見たら妊婦に集ろうとしますか？それこそマスコミの皆さん早産や流産で訴えられるハメになりますよ。｣
中島はバシッと言った。
そして3人を連れて家の中へ入った。
当然ながら中島の行動は直ぐに報道されたが誰も中島を責めたり悪く書くマスコミは居らず世間からも中島の行動は賞賛を浴びた。
｢帰って行ったよ。｣
車を車庫に入れて戻ってきた八乙女。
｢ゆーてぃーありがとう。｣
珍しく素直にかつ恥ずかしそうにお礼を言う山田。
｢ゆーてぃーかっこよかった。｣
知念は中島を褒めた。
｢裕翔ありがとう。｣
岡本も中島にお礼を言った。
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きき - 完結おめでとうございます(*^▽^*)今まで楽しんで読ませていただきました！新作も是非読まさせていただきますので頑張ってください(*^▽^*) (2017年12月13日 9時) (
レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉 | 作成日時：2017年11月10日 18時
