幸せは少し ページ2
としみつ視点
パチッ
目を開けると、外はすでに明るくなってきていた。
隣をみると、まだ気持ちよさそうに眠っている彼女がいた。
昨日は彼女の誤解も解けて、2人で寝たんだっけ。
今日は撮影もないし、このまま寝ようか。
そんなことを考えていた。
その時
ピンポーン
と「……?」
宅急便かなんかだろうか。
パジャマ姿でそのまま玄関の扉を開けた。
ガチャッ
と「…っはーい」
て「おっ、やっぱり寝てたか!!」
なぜだろう。
声を聞いただけでイライラしてきた。
と「おい、お前なんで朝早くに来てんだよ」
虫「あ!としみつ起きてたんだ〜」
り「おっじゃまっしまーす」
と「お、おい!」
ゆ「意外とキレイ」
今日って撮影無かったんじゃないのか…?
と「あっ、ちょ、そこは……っ!」
てつやたちが開けようとしていた部屋を、俺は慌ててふさいだ。
なんでって、Aが寝ているからだ。
て「なになにぃ?変なものでも隠しちゃってんの〜?」ニヤニヤ
と「バカ言え!Aがまだ寝てんだよ!!」
り「A、寝てたんだ」
ガチャッ
その時、俺がふさいでいた扉がいきなり開いた。
「……なに、やってんの」
虫「お邪魔してま〜す」
と「あっ、A」
「としくん?」
て「いきなり家に突撃したらどうなるかなぁって!な?面白いだろ!?」
「ん、まぁ」
ゆ「ねぇ、もう帰ろーよー」
虫「早くない?」
て「まぁ、でも、2人でゆっくりしたいだろうし……ね?」ニヤニヤ
と「お、おい!!!」
「としくん、今日は撮影休みなの!?」
と「ん、あぁ」
「やった」
り「じゃ、今日は2人でラブラブしてなよ」
て「ちぇっ、俺らは邪魔者か」
ゆ「じゃね〜」
ガチャッ
と「……ご、ごめ。あいつらいきなり来るから、起こしちゃった…よな、」
「へーき!!!それよりさ、今日は何する?」
ニコニコしながら朝ごはんの支度をするAを、俺はじっと見ていた。
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みくり - 夢主ちゃんが男のYouTuberとコラボして、としみつが嫉妬する(?)みたいのが見たいです!(リク) (2018年8月5日 20時) (レス) id: 0f43d4ade0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごじゅーす。 | 作成日時:2018年4月19日 22時