炭治郎の妹は禰豆子以外に生きていた!?

28話 ページ32

すごく暖かくて懐かしい感じがして私はウトウトしてしまう

徐々に私の意識は朦朧としてくる

私はすこしだけ頭を上げた

その時お兄ちゃんみたいな優しい目をしている不死川さん

私は思わず

A｢大好きだよ｣

そう言い私は意識を不死川さんに預けた

不死川side

Aの髪を梳かしているとすこし頭を上げた気がしたから下をみると

眠いのか目がトロンとしていてる

すると突然に

A｢大好きだよ｣

そう言われた

不死川｢!?｣

ビックリして｢もう一回だァ｣と言おうとした瞬間寝てるのがわかった

不死川｢寝ぼけてんのかよ まだ湯浴びとか夕飯食わてねぇのによォ｣

そう言い頭をガシガシとかいた

不死川｢しょうがねぇやつだなァ｣

そう呟き俺はAを持ち上げた

不死川｢軽っ! こいつちゃんと食ってんのかよ｣

そう言いAを隣の部屋に運んだ

預かるのは分かってたから布団だけ引いといた

その布団に寝かし布団をかけた時

A｢おにい ちゃん… おねえ ちゃん…｣

そう言った

不死川｢あァ？起きてんのかァ？｣

思わず顔を上げたが

Aの瞳からは一筋の涙が出ていた

その涙はそのまま落ちていき枕に落ちた

枕に落ちた涙はシミを作った

そしてまたその瞳から涙が出そうだったから自分の羽織でその涙だけを優しく拭った

不死川｢お前は頑張ってんだなァ｣

そう言い部屋を出た

不死川side終了

noside

A(ここは…)

私がいるのは私が住んでいた家だった

そこにはお兄ちゃんとお姉ちゃんが笑顔でこっちを見ていた

私はおもわず

A｢おにい ちゃん… おねえ ちゃん…｣

そう言い二人のところに向かった

だけど…

二人のところに向かってたはずなのにいなくなっていた…

A｢…置いていかないで…｣

そう言えと、私の目からは涙が出てきた

A(また会えるの？またお兄ちゃんとお姉ちゃんと会える？)

そう思ってしまった…

怖かったから… もしかしたら二人はと思うと怖かったから…

そう涙をこぼし続けてると目に一瞬だが暖かいものが当たった気がした

私は頭をあげるがそこには誰もいなかった

私はそのまま座り込んだ

そして目を閉じた…


ゆっくりと目を開ける

そこには見慣れた風景でもなくて、知らないような風景だった

A(夢にまで出てくるほど私はお兄ちゃんとお姉ちゃんが大好きなんだ…)

私はゆっくりと体を起こした

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