炭治郎の妹は禰豆子以外に生きていた!?

24話 ページ27

蜜璃と伊黒が向かっている途中新しい情報が聞こえた

男の人｢人食いの森に入った子供二人森に入ってから30分は経ったらしいぜ｣

男の人2｢やばくねぇかその子供たち あの森って1時間以上出てこなければ帰れないらしいぞ｣

伊黒 蜜璃｢｢!?｣｣

その話を聞いた二人は走るペースを上げた

それもそのはず今いる位置からその森までは後30分はかかる

蜜璃(早くしないとAちゃんが危ないわ…)

伊黒(このままだとAが危ない)

そう思う二人はひたすらにその方向に向かった


さすが柱と思う
あの位置から30分かかる森まで20分で着いたのだ

二人はそのまま森の中に入った

森の中は木が多くまだ日が出ているのに暗く感じる

そしてその森の中に入ると分かる鬼の気配

伊黒｢甘露寺右を頼む｣

蜜璃｢わかったわ！｣

そう言うと出てきたのは二匹の鬼

伊黒｢蛇の呼吸 肆ノ型 頸蛇双生｣

蜜璃｢恋の呼吸 参ノ型 恋猫しぐれ｣

二人が呼吸を出し鬼の頸を斬った

そして鬼で見えなかった奥には血塗れのAが女の子を庇うように鬼の前に立ち塞がった

二人は急いでAと女の子の所まで走り鬼を倒した

回想終了

A｢では、不死川さんは違う任務に｣

伊黒｢ああ、これで終わりだ｣

そう言い私の止血をしてくれた伊黒さん

A｢ありがとうございます！｣

だけど着物は所々鬼の引っ掻き傷で破れていた

ブチッ

そう言って何かが切れた

そしてゆっくりと降ってくる長い髪の毛

髪を止めていたゴムが切れてしまったのだ

A｢あ…ゴムが切れちゃった｣

蜜璃｢Aちゃん髪が長いのね！｣

A｢あ、はい、長くて危ないですから結んでたんですが…｣

A(このゴム私の誕生日の日にお兄ちゃんがくれたものなのに…)

お兄ちゃんが｢髪長いからこれで結ぶといい｣って言ってくれた

まな｢お姉ちゃんこのゴム使って！｣

そう言いまなちゃんは自分の髪を結っていたゴムを解きAに渡した

A｢いいの？｣

まな｢うん！お姉ちゃんの髪綺麗だから床に着いちゃうのやだ！｣

蜜璃｢そうだわ！Aの髪私が結っていいかしら？｣

A｢あ、どうぞ｣

そう言い私はゴムを渡した

すると蜜璃さんはゆっくりと私の髪を触った

蜜璃｢Aちゃんの髪綺麗ね｣

A｢そうですか？蜜璃さんの髪も綺麗ですよ！｣

蜜璃｢ありがとう！｣

蜜璃さんは私の髪を手櫛で梳かしていた

私はその手の温もりがとても暖かく感じた

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