炭治郎の妹は禰豆子以外に生きていた!?

17話 ページ20

A｢す、すみません…最近よく転んでしまって…｣

カナエ｢あらあら、大丈夫かしら？｣

A｢は、はい… カナエさんはどうしたんですか？｣

カナエ｢ならいいのだけど…、次の預かる人が来ているのよ｣

A｢そうなんですか！ 今すぐ行きます！｣

そう言い私は布団を畳んだ

カナエ｢そのままでよかったのに｣

A｢いえ！そのままにするなんて失礼ですので！｣

そう私が言うと次に聞こえてのはカナエさんの声じゃなかった

？｢カナエまだかァ？｣

そう言うとその声の主が部屋に入ってきた

その人は不死川さんだった

A｢不死川さん！今日一日よろしくお願いします！｣

私はそう言い頭を下げた

不死川｢別に頭を下げることなんてねぇよ 早く準備しろ｣

A｢は、はい！｣

私はそう言い私は準備をしようとしたが

私には準備するものがないのを今気づいたが

床に落ちていたガーベラのお守りが落ちていた

私は急いで拾いそれをポケットに入れた

A｢不死川さん！もう行けます！｣

不死川｢だったら行くぞ｣

そう言うと部屋から出ていってしまった

A｢カナエさん！お世話になりました！また今度お礼できるようにします！｣

カナエ｢あらあら、いつでも来てもいいわよ｣

A｢はい！それでは失礼します！｣

そう言い私は部屋を出て不死川さんを追いかけようとしたが

不死川さんはすぐ近くで待っていてくれた

A｢あ、待っていてくれてありがとうございます！｣

不死川｢気にするなァ｣

そう言うと歩いていくが私のペースに合わせてくれてるのかゆっくり歩いてくれた

私たちはしのぶさんとカナエさんのお屋敷を出た

私と不死川さんは無言だった

話しかけるにも内容がないのだ

しかし、その沈黙を破ったのは私ではなかった

不死川｢お前昨日泣いたのか？ それかそれを耐えてたか？｣

A｢え？｣

その言葉に私は返す言葉が見つからなかった

A｢昨日泣きそうになって、それを耐えていました｣

不死川｢唇から血が出てるだろ｣

そう言われ私は唇を触った

その手を見てみると血がすこしだけついていた

A(全然知らなかった…)

A｢教えてくれてありがとうございます！｣

不死川｢お前なんで泣くのを耐えてんだ？普通になら泣いてるだろォ？｣

A｢…お兄ちゃんとお姉ちゃんが生きてるから…会えるまで絶対に泣かないって決めてるんです！｣

そう言うと不死川さんが私の頭に手を置いた

18話→←そんなに重大じゃないけどお知らせ

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