284話 ページ43
『こうですか？』
「そうそう」
不思議そうに目を瞑ってDの言われるがままに何かを受け止めるように両手を揃えて
首を傾げる司ちゃん
素直なのは良いことなんだけど…別良いんだけども
そこまで素直だと少し心配になるのは俺だけだろうか……
俺の心配を余所に
Dがポケットから財布を取り出して
そこから俺達大人からは見慣れた+少し過ぎてしまったがこの時期には良く見掛ける小さな紙袋を取り出した
…うん、間違いない
神谷君の方に視線を送れば此方を一瞥して人差し指を唇に当てた
……黙っていろと言う事らしい。
まぁ、特に害があるわけでもないし良いかと引き続き見守る事にする
「デデーン、ここで問題。今俺が司ちゃんに渡したモノは何でしょうか！
そのままの状態でお答えくださーい」
『え、なんだいきなり……触るのもダメですか？』
「ん〜……じゃあアリで！」
『雑っ』
『こういうの苦手なんですけど』と少し愚痴りながら
目を瞑ったまま自分の掌に置かれた紙袋を慎重に触る司ちゃん
『紙…？少し分厚い……なんか入ってる？』
見てるこっちからすると案外簡単に分かりそうな気がするがそうでもないらしく
首を更に傾げながら触ってはブツブツと独り言を溢していく
それを暫く続けていれば段々”ナニコレ”としか口に出さなくなってくる
『……請求書？』
「違う違う、違いますからね！？」
「なんで俺を見る？」
流石に分かってるから
いくら俺が司ちゃんに対して甘くてっても流石にそんな事でキレないから
そもそも見るからに違うし
「司ちゃん考えるのを面倒になって適当言ってるだけだから、それ」
『流石パイセン良く分かってらっしゃる』
「……。」
そこはパイセンじゃなくてダーリン♥が良かった。
‐
『……急に静かになったの凄い怖いんですけど』
「多分ろくでもない事考えてるから気にしない方が良いよ」
「ろくでもなくはねぇよ！少なくともDがやろうとしてる事よりかは！」
「流れ弾で致命傷になりそう」
『どの道多少はろくでもないの……？』
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最小幹部 - shinox2さん» やったー！((谷山さんはそう言うカッコいい言葉をサラッと言うイメージがあったのでぶちこんでみました！ (2020年1月27日 3時) (
レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 「つーかそれは俺が決めるから取り敢えず話せ」刺さる。言われたい(///∇///) (2020年1月26日 23時) (レス) id: c23d485c4b (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - shinox2さん» わかります(笑)私も朴さんが結婚と言うのには「朴さん結婚するだ〜おめでとうございます！」みたいな感じだったんですけど、たっつんさんの時は「え、嘘マジで？ホントに！？(スクショﾊﾟｼｬｧｧ)」って何か焦りました(笑) (2020年1月22日 21時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 朴さんの結婚は『あら〜姉さんおめでとう(^-^)』ぐらいだったのが、達の結婚は「！Σ（￣□￣;）うぇっ！？は？まじで！？」でした。だいぶ絶叫して荒ぶりました(笑) (2020年1月22日 21時) (レス) id: c23d485c4b (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - ころころさん» わかりみが深い……(精一杯の感想) (2020年1月19日 22時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
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