検索窓
今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:154,472 hit

212話 ページ18

結論から言おう。

谷山さん、好きな人居ました。



『ふぅ〜ん、へぇ〜
そっか〜谷山さんにも春が来たんですね〜〜』


「気が早いっての
まだ付き合えてすら無いから。」


『つまりこれからって事っすね!』


「……まぁ、そうなるかもしんないけど」



なんか歯切れの悪い返答返ってきたけど気にしません

でもなんか意外だ、とっても意外。
その一言に尽きる。


なんと言うのか谷山さんは恋愛とかになると
言い方が悪いかも知れないが色々手慣れていると言うか心得ているイメージがあるから

さりげなく〜とか大胆に〜とか自由自在?に相手をオトす手段を持ち合わせてると勝手に思ってたけどやっぱアレか、何事にもタイミングってのがあるのかしら



「なんか意外、司ちゃんこう言うの食い付くのね」


『えぇ、まぁこれでも一応女ですから
恋バナとか聞くの好きですよ』



更に言えばお互いに「愛してる」とか「離さない」とか言って
イチャイチャしてたカップルが別れた後にそう言う黒歴史を掘り返すのも大好き



普通なら自分が付き合って別れた後とかにやり返されるんだろうけど
残念、クラスメイトから「女の皮被った男」やらなんやら言われた私には関係の無い話である
ふっはっは!



「…とは言ってもこれから司ちゃんの食いつきそうな展開にはならないと思うよ」


『そうなんですか?』



またそれはなんで?


なんて勿論そんな事を口には出さなかったが何でも顔に出ると良く言われるこの私である
きっと伝わってしまったのだろう

「歳の差とか色々ね」

と珈琲を飲む谷山さん
歳の差か〜、でもそこってあんま悩むとこじゃないのでは…?


最近だって某大工みたいなアイドルグループのリーダーも
結構な歳の差あったけど結婚まで言ったし

と言うかこのご時世そこまで気にするものか……

っていかんいかん、人の考えに他人が考えを押し付けるのは



『……あくまで独り言ですが』


「ん?」



『歳の差とかあっても無くても
谷山さんに想いを伝えられたら女性なら誰でも嬉しいんじゃないですかね?』







再びシーンっと沈黙が部屋を包み込む





……う〜ん、これはあれか。いや、もしかしなくてもあれですよね
知ってます。

いや絶対私KY発言しましたね

あっなんだろ……どこからともなく冷たい視線を感じ、あ、石飛んできた









「その誰でもって」
司ちゃんも入ってる?

213話→←211話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
207人がお気に入り
設定タグ:声優 , 谷山紀章 , GRANRODEO   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

最小幹部 - romishinlikeさん» コメントありがとうございます!自己満な小説ですがそう言って頂けるとはすごく嬉しいです! (2019年11月23日 8時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
romishinlike(プロフ) - 初めまして、こんばんは。更新お疲れ様です。いつも楽しく読ませて頂いてます。恋人になった2人の話がとても楽しみです。 (2019年11月22日 22時) (レス) id: a4ecf0990e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:最小幹部 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年10月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。