207話 ページ14
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トン…トンと少し間を空けながらもかなり回復はしているようでゆっくりとしたリズムで谷山さんは階段を降りて行く。
外で言いくるめられた私はその様子を斜め前を行くような形で見守る。
ちょっとドキマギしながらも残り2、3段と終わりが見えくる所か
目前にさしあたったとき
「う〜ん」
『？どうしました谷山さん』
「いや〜ちょっとね？」
谷山さんはちょっとしたうねり声を上げ、ふと立ち止まった。
何かあるのかと周りを見回してみるが
辺りにあるのはもう日が沈んでそれなりに経っていると言う証拠とでも言うべきだろうか夜の
そこで谷山さんに聞いてみるが曖昧な返答ではぐらかされただけだったのだが
『……あの谷山さん？何で正面向いてるんですかね？』
先程まで怪我している
いや、そこだけなら問題ない。
問題無いのは問題ないのたが
『いや、待って下さい、冗談抜きでそれは勘弁してください
何をちょっと立ち幅跳びみたいに体揺らしてる
いやいやいや、グッジョブじゃないです親指立てないでくだs
え、ちょっ嘘でしょ
待ってくださァァァァアアアアアアアア！！？』
…………結果はお察しである。
元気な44歳児は階段をピョンっと飛び降りてしまいましたとさ
ごめんなさい、社長
私の監督不行き届き？みたいなのですほんとごめんなさい、社長
『じゃなくて紀章さん！
何を飛び降りてって怪我！
怪我無いですか右山さん無事ですか！？』
「司ちゃん心配症〜」
『誰の所為だと……』
”思ってんだコラ”
と言う言葉が出掛かっていたけど何とか耐え忍び飲み込む事に成功しました。
誰か誉めてくれちくしょう！
そんな私の嘆きは届かない運命のようで当の本人はケラケラと何故か上機嫌で笑ってる
怪我が無かったのは良いとしても＿＿
『＿あ、焦った……』
正直この一言に尽きるよ、うん
「ところで司ちゃん気付いてる？」
『何をです……？』
「ん？う〜ん、やっぱ何でも無い」
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鈴木さんお誕生日おめでとうございます！
柏村ちゃんからはちょっとお待ちを！
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最小幹部 - romishinlikeさん» コメントありがとうございます！自己満な小説ですがそう言って頂けるとはすごく嬉しいです！ (2019年11月23日 8時) (
レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
romishinlike(プロフ) - 初めまして、こんばんは。更新お疲れ様です。いつも楽しく読ませて頂いてます。恋人になった2人の話がとても楽しみです。 (2019年11月22日 22時) (レス) id: a4ecf0990e (このIDを非表示/違反報告)
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