神になった少女 (ページ5)

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声ページ5

あれから数日

僕はAの相談に乗っていた

貴方『私はあの人といてもいいのかな、、、

私きっとあの人に愛してもらえないよ』

ライト「大丈夫だよ
きっと愛してくれるさ」

貴方『でも

あの人は吹っ切れたって言ってたけど

やっぱり私を通して宮野明美さんを見てると思うの、、、

でも、、私が隣にいてあの人が笑ってくれるならそれでいいかな、、！』

ライト「君は優しいね」

貴方『そうかな、、、』

そんなある日彼女は病院に行くことになった

どうやら彼女の声の事で医者が話をするらしい

でもそこで聞かされたのは

医者「残念ながらもう君の声は
二度と出ないでしょう」

貴方『へ、、、、』

医者「今の医療機関では君の声を治すことは出来ません」

貴方『そんな、、、、

じゃあ、、私は、、もう二度と、、』

医者「すみません」

あぁ、、、彼女はどんどん絶望に落ちていく

ライト「まだ願いは決まらないの？

声を出るようにしてほしいっていえば叶えてあげるよ？」

貴方『、、、でも、、

私は私利私欲で願いを使いたくない
私の声が出ても誰かが喜ぶわけじゃない、、、』

あぁ、、どうして彼女はこんなに欲がないんだ

どうして、、、

彼女はいつも人のために自分の命を犠牲にするんだ

赤井「A！」

あぁ彼が来てしまったら彼女は泣けないじゃないか

彼女は泣いていた顔を隠し笑顔を見せる

貴方『あ！赤井さん！』

赤井「病院に行ったって聞いて心配していたんだ！」

貴方『ありがとうございます！』

赤井「なにかあったのか？」

貴方『じ、実は、、

私の声が治るかもしれないそうです！！』

また彼女は一つ嘘を重ねる
優しい嘘をつく

赤井「！

そうか！よかったな」

貴方『はい！』

赤井秀一よ彼女の心に気づいてくれ

彼女は今とても嘆いたいる

もう自分の声が出ないことに
彼女は苦しんでいる

赤井秀一

お前がまだ

宮野明美を愛していることを

彼女はお前がまだ宮野明美を愛してることを
妬んだりはしていない

ただ目の前にいる自分のことを
宮野明美を見るようにしていることに
悲しんでいるのだ

頼む赤井秀一よ

お前しか彼女を救えないんだ

だからどうか

彼女を見てやってくれ

ーーーある者1人の少女のためには願う彼女を幸せにしてくれてとーーー

ーーー1人の少女は願う大切な人に自分を見てくれとーーー

ーーー1人の男は願うもう1度愛する女性似合いたいとーーー

その願いは叶うだろうか