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プロローグ ページ1







8人が行き倒れるようにして眠る部屋に佇む男は、静かに微笑む。
怪しい笑みをうかべるこの男は、一体何者なのだろうか。


「あぁ、案外簡単だったなぁ。」


呟くような小さな声であったものの、呼吸音しかないこの殺風景な部屋には十分な大きさだった。
この男の言う、簡単だった、とはなんのことなのか。


そして眠る8人は誰なのか。


男は、空いたスペースにゴロンッと行き倒れるように寝転がった。
これで、判別がつかなくなった。
そう、この男も今、"被害者"に化けたのである。





ここから始まるのは、嘘つき合戦のようなもの。
嘘をつかなければ、自分が勝つ手段がない。
かといって、嘘をつきすぎてしまえば、かえって怪しまれるだろう。
真実を見極める力こそが、勝利のキーとなる。


……そのことを知っているのは、"嘘つき"だけなのである、









《GAME START》





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山田もも(プロフ) - れっしーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年4月7日 23時) (レス) id: c3d9b7f5f5 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - これからも頑張ってください! (2021年4月7日 23時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田もも | 作成日時:2020年11月14日 17時

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