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目の前が真っ暗になった
間に合わなかった……?
結局何も出来なかった
上手く息ができない
死んだの………………?千空が……
大「ああああああああああああああ!!!!」
目の前には目に光がくなった千空を抱えている大樹とそれを泣きながら見つめる杠がいた
大切な人を…………………
大好きな人を無くした、
叫び声も、涙も出なかった
私の頭の中は"絶望"で埋め尽くされ、何も考えることが出来なくなっていた
すると、大きな岩を持ち上げ思い切り空中に投げた大樹
…………何してるの………??
司が大樹に気を取られているうちにゆずりはが走り出し、千空が作ってくれた火薬が大量に入っているツボを司に投げた
大「さらばだ、司」
大樹がそう言った直後大きな爆発が起きた
杠「Aちゃん!!」
声が聞こえた方を振り向くと杠いた
杠「いこう。Aちゃん。」
優しく微笑む杠の手を取って走り出す
ああほら、また私は助けられてばっかり
千空がいなくなって悲しいのはみんな一緒なのに
千空がいない世界なんて……
役立たずの私なんて……………
死んだ方が……いいじゃん
ただひたすら杠に手を引かれて走る
どのくらい走ってきたのだろう
木の下で大樹は心臓マッサージを必死に行っていた
『大樹、無理だよ
千空は頸神経を砕かれて死んだ…心臓マッサージで生き返るはずないしこのストーンワールドじゃ助けられる医学もない…』
大樹と杠は必死に頑張っている
本当に最低
私はこんなことしか言えない。
大「いや!!なにか方法があるのかもしれん!!」
『千空は、役立たずで無能の私のために犠牲になって死んじゃった………』
パンッ
『………………え……………』
頬に痛みがはしった
杠が私の頬を叩いたのだ
杠「なんでそんな事言うの!?
私たちはAちゃんのこと役立たずだ無能だなんて一ミリも思ってなんかない!
私も大樹くんも千空くんも、Aちゃんのおかげで助かったことが沢山あるの知らないでしょ?」
『何、言ってるの?私はみんなのこと助けたことなんてない、いつも私が助けられて、何も出来なくて…』
下を向いた私手を握り杠はゆっくり話し始める
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ゆうな(プロフ) - 玲羅さん» 初めまして。コメントありがとうございます(o^^o)まだまだ初心者で、ちゃんとかけているかなど不安なので、そう言っていただけると嬉しいです!!ありがとうございます。このお話を読んで少しでも面白い!と思ってもらえてば幸いです(^^) (2020年6月14日 21時) (レス) id: b06ed44660 (このIDを非表示/違反報告)
玲羅 - 原作通りのお話が本当に好きなんです!何かその子も最初からいたって感じで! (2020年6月14日 15時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - Rainさん» 初めまして。コメントありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!!これからも更新がんばります! (2020年6月13日 0時) (レス) id: b06ed44660 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです…(いきなりの告白)頑張ってください!更新楽しみに待ってます!! (2020年6月12日 23時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 雪さん» 雪さん。コメントありがとうございます!そう言っていただけるととっても嬉しいです!!!本当にありがとうございます!拙い文章でまだまだ初心者ですが、楽しんで読んでいただけたら幸いです(^^) (2020年6月2日 14時) (レス) id: 8fbea88a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうな | 作成日時:2020年6月1日 21時