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そこには人らしきなにかが立っていた
暗くてよく見えない……
目を細めながら恐る恐る近づくと見覚えのある白菜頭が見えた
『千空………?!
なんでいるの!!!?』
千「それはこっちのセリフだテメーがコソコソと寝袋出ていなくなるからあとをつけてきたんだわ
Aは何しでかすか分からねえからな」
なんてニヤつきながらこちらに歩いてくる
『なんじゃそりゃ!別になにもしでかなさないし!
ただ、ちょっと眠れなくなっちゃっただけ…
だから気にしないで。先戻って寝てて!』
そう言って夜空に目線を移す
すると、横に千空が座った
『…え?』
千「俺も司のことがあって心配で眠れなかったとこだ、ここにいても別にいいだろ」
『千空…………』
嘘だ。心配で眠れないなんて千空に限ってあるわけないじゃん、
千「久々A先生の星座話でも聞きたいもんだ」
『…星座の神話なんて賢い千空なら全部知ってるでしょ??千空が知らない話なんて持ってないよ……』
千「何言ってんだ?てめーは
俺が唆られるもんは科学だ。星座の昔話なんか全くもって知らねえよ」
『そうなの……?ずっと知ってるのかと思った………
じ、じゃあ射手座のお話しようかな、』
千空は黙って夜空を見つめている
『いて座の由来はケイローンっていう男の人。ケイローンは、上半身が人間で下半身が馬のすがたで生まれてきたの。
彼は、戦闘、薬剤、医術、音楽に精通していた。その豊富な知識と技術を惜しむことなく後に英雄とされる者たちに教えていった。
でもケイローンは、ヘラクレスと二匹のケンタウロスの戦いに巻き込まれ非業の死を遂げてしまう。
そこで、ケイローンのこれまでの功績を称え最高神のゼウスが天にあげて星座としたの。』
千「ほーん。なんでまた射手座の話なんだ??」
『だってケイローン千空みたいじゃない』
千「………。」
黙り込んですごい嫌な顔でこっちを見る千空
『あ!!!ちっ違うよ?!千空が馬みたいとかそういうんじゃないよ??』
千「んなこたわかってるわ
で、どこがどういう風に似てんだ」
そう言って千空は不思議そうにこちらを見た
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ゆうな(プロフ) - 玲羅さん» 初めまして。コメントありがとうございます(o^^o)まだまだ初心者で、ちゃんとかけているかなど不安なので、そう言っていただけると嬉しいです!!ありがとうございます。このお話を読んで少しでも面白い!と思ってもらえてば幸いです(^^) (2020年6月14日 21時) (レス) id: b06ed44660 (このIDを非表示/違反報告)
玲羅 - 原作通りのお話が本当に好きなんです!何かその子も最初からいたって感じで! (2020年6月14日 15時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - Rainさん» 初めまして。コメントありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!!これからも更新がんばります! (2020年6月13日 0時) (レス) id: b06ed44660 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです…(いきなりの告白)頑張ってください!更新楽しみに待ってます!! (2020年6月12日 23時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 雪さん» 雪さん。コメントありがとうございます!そう言っていただけるととっても嬉しいです!!!本当にありがとうございます!拙い文章でまだまだ初心者ですが、楽しんで読んでいただけたら幸いです(^^) (2020年6月2日 14時) (レス) id: 8fbea88a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうな | 作成日時:2020年6月1日 21時