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そんな大樹にしびれを切らしたのか千空が復活液を思い切り杠にぶっかける
大「うおおおおおいきなりバシャッと!
なんかもっとこう…あるだろー!」
これでやっと杠を救える。
杠に会える!!!
『…………ん?何も起きないけど、?!』
大「大丈夫だ!杠!大丈夫ー!!!なのかー?!!」
千「焦んな、反応に時間がかかんだよ
こいつは一種のコールドスリープだ、
カラダの微量金属元素で作った保護膜みたいなもんで……」
なんて、また千空は科学のよく分からない話をしだした。頭がパンクしそうよ…………
すると、パキッと聞き覚えのある音が聞こえた。
『!!』
千「ナイタール液しみしみで1部でもぶち敗れりゃ
そっから雪崩式連鎖を起こして一気に全身に波及」
千空の言うとうり、だんだんと石がひび割れていく
千「石化が解除される………!!」
その瞬間杠の周りの石が剥がれ落ちて、大樹の腕中に倒れ込んだ
大「杠!!!ああああああ分かるか杠ーーー!!!」
杠「大樹…くん…………?」
そう杠が言った。
久しぶりの優しい声に涙が溢れ出てとまらない
大「ああああああ!すまん!3700年も待たせてしまった。すまん!!!」
杠「ふふふ。わかんないよなにも、起きたばっかだもん………でも、は〜〜んさてはあれだこれ大樹くんが助けてくれたんだね。ワオ。ありがとう」
そう言って柔らかい表情で笑う杠
『杠…………杠ー!!!!
待たせてごめんね。ごめん。』
杠「Aちゃん………。謝らないで
助けてくれてありがとうね」
私は思いきり杠に抱きついた
『あったかい…』
ずっと冷たくて動かなかった杠
そんな杠に抱きついて実感する
ちゃんと体温がある
心臓の音が聞こえる
『話したいことがね、いっぱいあるんだ!』
杠「うん、これから沢山聞かせて!」
私も大樹も涙で顔が酷いことになってしまっていたのだろうが、杠が目覚めた嬉しさでそんなことはどうでもよかった。
でも安心はできない。
司のことがふと頭によぎる
きっともうそろそろ戻ってくるはず…
千「ククク、再開トークたけなわんとこ悪いが即決めろ!道は二つしかねえ。どっちか選べ!」
そう話し始めた千空に、私たちは目を向ける
千「プランA!
大樹、杠とA、テメーら3人で今すぐ逃げてどこか遠くで生きていく」
『まっ待って、何言ってるの?千空?』
千「A、一旦話を聞け」
『…うん、』
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ゆうな(プロフ) - 玲羅さん» 初めまして。コメントありがとうございます(o^^o)まだまだ初心者で、ちゃんとかけているかなど不安なので、そう言っていただけると嬉しいです!!ありがとうございます。このお話を読んで少しでも面白い!と思ってもらえてば幸いです(^^) (2020年6月14日 21時) (レス) id: b06ed44660 (このIDを非表示/違反報告)
玲羅 - 原作通りのお話が本当に好きなんです!何かその子も最初からいたって感じで! (2020年6月14日 15時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - Rainさん» 初めまして。コメントありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!!これからも更新がんばります! (2020年6月13日 0時) (レス) id: b06ed44660 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 好きです…(いきなりの告白)頑張ってください!更新楽しみに待ってます!! (2020年6月12日 23時) (レス) id: a884ba806a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 雪さん» 雪さん。コメントありがとうございます!そう言っていただけるととっても嬉しいです!!!本当にありがとうございます!拙い文章でまだまだ初心者ですが、楽しんで読んでいただけたら幸いです(^^) (2020年6月2日 14時) (レス) id: 8fbea88a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうな | 作成日時:2020年6月1日 21時