【Dr.STONE】100万回目の告白

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2人が不穏な空気の中、私は1人最悪の事態になってしまったらどうすればいいのだろうか。
そんなことにばかり頭をはたらかせていた
なにかいい案が思いつくわけもないのに



すると、大樹がまた貝殻をカゴいっぱいに集めて戻ってきた。


大「で！4つめはなんだ？？貝殻の重要な使い道！
4つもあるって言っていたじゃないか！」

千「………いや3つだ。3つって言わなかったか？」


いいや、千空は確かに4つあるって言っていた。
私には4つめの使い道は分からないけど千空のことだからなにか隠す理由があるのだろう


『大樹ー！何言ってんの？？3つって千空言ってたじゃん！もーーー！』


大「わはは！あれ、そうか！記憶も雑だな俺は！」



司「……？」


司は鋭いし、頭がきれる
きっと4つあるということは覚えているはずだ
でも、その使い道さえ知らなければ
きっと、大丈夫…………。



だよね？千空。









そうしてまた大樹は貝殻を集めに行った。


私たち3人は浜辺で海を眺めている



司「＿＿このストーンワールドは自由だ」


そう言って話し始める司をに私は少し距離をとり
千空の後ろにさりげなく隠れる


私はなんでも表に出やすいタイプだからそれを悟られないため、海を眺めてぼーっとしているように装う


司「貝なんて元々誰のものでもない
海だって、土地だって………



＿＿＿＿昔1人の貧しい少年が、貝の首飾りを作ろうとした。手術する妹のために
妹は人魚姫が大好きだったんだ。そこへちょうどこの石像くらいの一帯の【漁業権】を持つ中年男が現れた。酒の匂いとともにね」



とても憎しみと怒りに溢れている
この時の司はそんな目をしながら横にある石像を見つめていた。



司「貝を集めていた＿＿
中年男が言うには盗んでいた少年は顔が変わるほど殴られたよ。最後まで妹を人魚姫には、してあげられなかった」


そういった直後
さっきまで司の横にあった石像がガシャ！！っと大きな音を立てて崩れ落ちた

いや正確に言うと司が”壊した”と言った方がいいのだろうか



千「分かってやったんだろうな

司 テメーは今人間1人ぶち殺したんだぞ」



司「分かってるさもちろん


千空、君は心の汚れた年寄りたちまで全員助けるつもりかい？うん。彼らも最初はしおらしく感謝するだろうね。だが文明が戻れば必ず！

【そこは俺の土地だった】【家賃をよこせ税を払え】また持たざる弱者を食い物にしだす
もうそんなことは差せない」

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