【Dr.STONE】100万回目の告白

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私たちが戻った頃にはもう司は服を着ていた。


『うわ、魚大量だねすごい、』



司が釣った大量の魚を千空は焼き始めた。






大「なるほど釣ってすぐ焼けば冷蔵庫なしでも腐らないわけだなー！！」

千「焼いてんじゃねえ
煙のアルデヒドで微生物ぶちころしてんだよ
頭が雑でもわかる言い方で言うと燻製だ」



司「俺と千空のタッグなら保存食は心配ないね」



千「ああ、これでやっと文明の1歩目に進めるな」



『……？！まだゼロ歩だったの！？』







衣食住揃ってるし、復活液も作ることが出来たから何歩か進んでると思っていたけど
まさかのゼロ歩………




前に千空が200万年の歴史を一気に駆け上がるとかなんとか言っていた気がするけど、一体どれくらいの時間がかかるのだろう。




………………考えただけで気が遠くなるから、やめておこう



千「さ〜〜ァ楽しいクイズの時間だぞ
科学文明にまず欲しい1番重要なモンはなんだ？？


正解者は100億点な」


急にクイズをだしてくる千空

私みたいなバカには全くわからん………

大「スマホか！？」

と、大きな声で叫ぶ大樹だか、
うん。多分それだけは違うと私でもわかる。

千「いいなスマホ！うん欲しいけどなスマホ！

何百万年ワープしてんだデカブツ！！
想像を超えるアホ回答に色白の司が倍プッシュで顔面蒼白じゃねーか！！！」




…………千空顔がすごいことになってる、、


司「鉄かい？」

と司が言う。
それっぽいけど鉄もどうやら違うらしい


『あれでしょ？どうせ千空のことだからベリリウムとかカルシウムとかそんな感じのやつなんじゃないの？？』


千「ほー？恋愛脳のA先生がいつにもなくいい線言ってんじゃねーか」





千空の言葉に私はおどろいた
適当に言ってみた事なのに、まさかいい線いっているとは！！





千「炭酸カリウムだ」



大「なるほどー！例によって全くわからん」

『うん。それな大樹』

司「石灰か！」





炭酸カリウムという単語だけで石灰という言葉が出てくるとは、恐るべし司

高校生では普通のことかもしれないけど科学の成績が悪い私にはできん


千「ああ、そこの雑アタマと恋愛脳でもわかる言い方で言うとそれな
グラウンドの白線引きだ」

『ああ！それなら分かる！』



私の呼び方恋愛脳になってるけど、
もうスルーしとこう

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