SixTONESの紫ちゃん２ (ページ6)

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心の支え × 田中樹ページ6

”メンバーの誰かには言ってた方がいい”

そう言われたのはつい2週間前で。
誰に言おうか悩んで悩んで、、、
1人？いや2人？
何人に言ったって変わらない気がするけど
やっぱり最初に話すのはこの人だと決めていた

｢ごめんね、家まで来てもらっちゃって｣

田中｢全然いいんだけどさ？｣

いつもは2人以上で来ることが多い私の家
不思議に思ってそうな感じ。
私が不安そうな表情をしてたのか
下から覗いてきた

田中｢どした？何か悩みでもあんの？｣

珍しいじゃん俺1人。
そう言ってソファに座って水を飲む

｢うん、、、樹に聞いて欲しいことあってさ｣

田中｢そっか。うん。じゃあどうぞ？｣

いざ話すってなるとやっぱり緊張して
少し手が震える

それを知ってか知らずか
両手を包んで優しく微笑む樹が居て、、、

田中｢俺全然待つよ？ゆっくりでいいから｣

全身が波打つみたいに鼓動してる

大丈夫。きっと大丈夫。
だって樹だよ？
あんなに優しい人間だもん
きっと私のこの気持ちも否定しないでくれる

、、、そう思いたい。

｢樹っ、｣

田中｢んー？｣

｢私、好きな人できた｣