おいしいの魔法2

ごちそうおにぎり1 ページ1

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『皆さん差し入れ買ってきました〜！』


「ありがとう！あ、おにぎりじゃん！」


『近くに新しく出来たところのですよ〜私最近ここで毎回お昼買ってるんで！』


『大好きじゃん。』



















最近おにぎり専門店を結構見かける。
おにぎりって家で作るもので、お弁当とかに入るやつでは？
と思ってるそこの貴方。
その考えは遅れていますよ。

確かにおにぎりって家で簡単に作れるものかもしれない。
だけど、具材や握り方をこだわればそれはひとつの商品として成り立つ。
コンビニで買えるものでも充分美味しいしお母さんが握るおにぎりも凄く美味しいけど、専門店が作るこだわりのおにぎりもまた格別。

⋯⋯と言うのをこの間このおにぎりを差し入れてくれたスタッフに熱弁された。
実際その時に貰ったおにぎりはめちゃくちゃおいしかった。



















『さすがおにぎりおにちゃんだね〜。』


『そのおにじゃないですよぅ。鬼頭のおにです。』



















スタッフの名前は鬼頭さん。
そんでもっておにぎりも大好き。
この事務所では二重の意味でおにちゃんという愛称で親しまれている。



















「わざわざ皆の分ありがとうね。いただくよ。」


『いえいえ、ある意味宣伝も兼ねてますから。ぜひ気に入ったら買いに行ってくださいね！』



















この子カメラマンだっけ、おにぎり屋さんだっけ。

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